横須賀ブロークンアロー 上 双葉文庫

山田深夜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575519983
ISBN 10 : 4575519987
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
725p;15

内容詳細

「小説推理」で62回にわたり連載されたエンターテインメントが文庫オリジナルで登場!

「ブロークンアロー」とは重大な核兵器の事故のことを指す米軍の符牒。――福島から高校卒業と同時に上京し、今は横須賀で車両整備の仕事をする28歳の江井(えねい)徹は横須賀の地下壕で旧日本軍の戦闘機の破片を拾う。それがネットオークションで高値で落札されたことから、俄然「お宝探し」に興味を持つ。しかし、江井は気付いていなかった。それがどんなに危険なことかを。立ち入り禁止区域の周辺をうろつく江井を、正体不明の連中が襲い始める。当初は警告ふうだったものが、次第に過激になり――。

【著者紹介】
山田深夜 : 1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、横須賀市で私鉄職員として約20年間勤務する。99年、作家専業になるため退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まぁにぃ さん

    よく知っている横須賀の街。 バイクでのシーンでは、情景が浮かび上がってくる。 この物語は、江井と石渡警部補、どちらが主人公?と言いたくなる(笑) 若干中だるみ感があったが、ジョン・ラッドから孫蔵を守る作戦は笑った。 「めでためでたの若松様よ作戦」、大笑いした。 さあ、下巻ではどうなる?

  • GM職員 さん

    国際諜報サスペンス風エンタメ小説。 馴染みのある土地が舞台となっていたため、通勤のオトモに購入。 公安部の警官・石渡の視点と、軽い兄ちゃん・江井視点の章とが交互に描かれる構成。石渡の章は、緊張感を含んでテンポ良く話が進むから面白いんだけど、江井パートが冗長でだれる。しかも、こいつ危機感も警戒心も皆無かつ、起こった出来事から何も学ばないため、同情も応援もする気になれない。まぁ下巻での巻き返しを期待しよう…。 あと、横須賀の人もっと語尾に「〜べ」「〜だべ」ってつけると思うんだけどな。ちょっと寂しい(笑)

  • コリディ さん

    5点。感想は下巻で。

  • ヨコケイ さん

    冒険物にワイズクラックと変人キャラは似合う。中でも〈右翼を辞めて愛国者になる〉と嘯く元ヤクザのオッサンが可笑しい。現実よりよっぽどマトモ。ジュリアン・バーンズ「最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で悪辣で馬鹿みたいなことをしている時に、それを言ってやることだ」か、或いは別の物語の科白「〈差別なんて存在していない〉と言っている奴らの顔をよく覚えておけ。そいつらが将来差別をする奴らだ」に倣うなら、「〈自分には共謀罪なんて関係ない〉と言っている奴らの顔を覚えておけ。そいつらが将来隣人を密告する奴らだ」てな感じ。

  • ma_a2019 さん

    機械いじりが好きでちょっと好奇心の強い(他の小説だったら通行人A或いはB。もしくはイントロですぐ死んじゃうような)気の良い兄ちゃん江井君の横須賀を舞台にした核を巡る冒険?物語。横須賀含む三浦半島巡りをしていた頃有り、懐かしく手にしてみた本。地図を思い浮かべながら読み進むのは楽しいし読み易い。上巻では葵ちゃんとのバイクでの攻防が面白かった。バイク乗りの人だったらもっと面白く感じるのかな。以下、下巻。

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山田深夜

1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、横須賀市で私鉄職員として約20年間勤務する。99年、専業作家になるため退職。2007年『電車屋赤城』が吉川英治文学新人賞の候補になり、09年「問題小説」掲載の「リターンズ」が日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされる。他の著書に、「本の雑誌」で「

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