京なにわ 暮らし歳時記 船場の「ぼん」の回想録

山田庄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000615082
ISBN 10 : 4000615084
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
174p;19

内容詳細

大阪船場は、古くから「天下の台所」として栄え、豊かな文化が花開いたことで知られる。大正十四年、船場の旧家・水落家に生まれた著者は、活気ある町の息吹に触れて育った。本書では、幼少期からの記憶をたどり、四季折々の行事、商家の風習を綴ってゆく。正月、十日戎、初午、祇園祭、天神祭、だんじり祭、神農さん、事始め…などを、上方芸能の話題も織り込みながら描き、戦前の船場商家の暮らしぶりを明らかにする。さらに、食文化、冠婚葬祭、船場ことばにまつわる思い出の数々も収録。「船場のぼん」を彷彿させる書きぶりが味わい深く、資料としても貴重な書である。

目次 : 第1章 暮らしの歳時記(春/ 夏/ 秋/ 冬)/ 第2章 冠婚葬祭のならわし(婚礼/ その他の慶事/ 不祝儀)/ 第3章 船場商家の食文化(船場の食生活/ 昭和戦前なにわの味)/ 第4章 失われた船場ことば

【著者紹介】
山田庄一 : 古典芸能(歌舞伎・文楽)演出家・評論家。1925年大阪船場の旧家・水落家に生まれ、幼いころから歌舞伎・文楽など古典芸能に親しむ。1947年京都帝国大学医学部薬学科卒。岐阜薬科大学助教授、毎日新聞記者を経て、1966年より国立劇場勤務。開場にあたり創立メンバーとなり、開場後は主に文楽公演の制作を担当する。調査養成部部長、国立劇場理事(国立文楽劇場担当)、国立能楽堂主幹などを歴任。1991年定年退職。以後も歌舞伎・文楽の制作を多数手掛け、古典の復活上演、新作の台本制作にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 必殺!パート仕事人 さん

    『暮らしの歳時記』よりも『回想録』で、ちょ〜っと予想外でした。著者の実家の話で「我が家は特別だったかも」ということでしたし。船場言葉が消えたのに第2次世界大戦が関係しているというのは考えてもみませんでした。確かに疎開のために住むところを他所に移したら、船場地区の言葉は薄れてしまうでしょうね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

山田庄一

古典芸能(歌舞伎・文楽)演出家・評論家。1925年大阪船場の旧家・水落家に生まれ、幼いころから歌舞伎・文楽など古典芸能に親しむ。1947年京都帝国大学医学部薬学科卒。岐阜薬科大学助教授、毎日新聞記者を経て、1966年より国立劇場勤務。開場にあたり創立メンバーとなり、開場後は主に文楽公演の制作を担当す

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品