読んでいない絵本 小学館文庫

山田太一 (脚本家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094061758
ISBN 10 : 4094061754
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
344p;15

内容詳細

読む愉しみが溢れる〈物語の世界〉

【著者紹介】
山田太一 (脚本家) : 1934年東京生まれ。大学卒業後、松竹入社、助監督を務める。その後独立し、数々のTVドラマの脚本を執筆。主な作品に「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など。88年長篇小説『異人たちとの夏』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 団塊シニア さん

    表題作「読んでいない絵本」昔下宿していた家を訪れる主人公、私にも同様な経験があり、作品同様、マンションが建っていて周囲の風景も一変していた、ただ本書ではそこに住んでいたのが隣の家で早死にした男の妻というところが不気味さと余韻を残すエンディングが興味深い。

  • katsubek さん

    ドラマ「早春スケッチブック」を見て、「スゴイ」と思った。後に、戯曲で読んで、影響を受けた。「例えば……」というト書きは、自分で脚本を書くときに使った。……さて、本書。うむ、やはりスゴイ。セリフが、言葉が一つ一つ息づいている。「間」を想像しながら読む楽しみを与えてくれる。シチュエーションの確かさもさることながら、登場人物の生活がうかがえる表現力に感服。大切に読みたい作品である。

  • katsubek さん

    小説もよいが、やはり、シナリオの面白みと迫力に脱帽である。ルールに対してどう対応していくかという根源的な問いをも含んでいる作品群である。もちろん、そこには家族という問題もまた、積まれていて、深く考えざるを得ない構成となっている。きっと、また読みたくなるにちがいない。そう、また読もう。

  • coldsurgeon さん

    いろいろな人生を振り返ると、このような物語になるのだろうか。

  • cof さん

    空港で購入し、旅先で読了。以前にも脚本集を読んだことがあったが、場面がありありと浮かびおもしろかった。山田太一の物語の、完全な善人も完全な悪人もいないところにとても惹かれる。著者本人がモデルかと思われる話も、主人公に必要以上の卑下もなく、美化もない。解説が湯本香樹実で、同じようなことを言っているところがあって、それもうれしくなった。

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人物・団体紹介

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山田太一 (脚本家)

1934年東京浅草生まれ。脚本家・作家。早稲田大学を卒業後、松竹大船撮影所入社。木下惠介監督に師事。1965年脚本家として独立し、テレビドラマの世界で数多くの名作を書く。1983年「ながらえば」「終りに見た街」などで第33回芸術選奨文部科学大臣賞、同年「日本の面影」で第2回向田邦子賞、1985年第3

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