ザ・ベストテン

山田修爾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784789733724
ISBN 10 : 4789733726
フォーマット
発行年月
2008年12月
日本
追加情報
:
20cm,348p

商品説明

1978年1月19日、木曜夜9時。
黒柳徹子、久米宏の司会で始まった『ザ・ベストテン』。
放送12年、オンエア603回、出演歌手400組、最高視聴率41.9%……
伝説の音楽番組が放映30年を記念して1冊の本になった。

もはや伝説となった人気番組『ザ・ベストテン』の舞台裏とランキングデータを完全収録!!
放映開始30周年を迎えた音楽番組史上最強の影響力を誇った『ザ・ベストテン』。
プロデューサー山田修爾の完全書き下ろし文をメインに番組制作の舞台裏が今、明らかに。
巻末付録は全603回のランキングを完全収録した「ザ・ベストテン データベース」。


<第1章・番組企画[人気歌手・山口百恵が出演できない理由]より>
「新番組の初回に、山口百恵が出ないとはどういうことだ! おまえは番組をつぶす気かッ」
ギョロリとした眼をさらに大きくし、渡辺正文プロデューサー(当時・通称ギョロナベさん)は怒鳴った。
人気絶頂の山口百恵を出演させろと迫るギョロナベさんは、さらに追い打ちをかける。
「ほかの歌手と順位を入れ替えたらどうだ」
「いえ、それはできません」
顔をこわばらせたディレクター(当時)の私は、あらためて理由を説明する。
「上位10位以内にランキングされてませんから……」
「じゃあ、百恵が出演しなくてもいいんだな」
「……ええ……仕方ありません」

内容詳細

1978年1月19日、木曜日21時。黒柳徹子、久米宏の司会で始まった『ザ・ベストテン』。放送12年、オンエア603回、出演歌手400組、最高視聴率41.9%…。伝説の音楽番組が放送30年を記念して1冊の本になった。

目次 : 第1章 番組企画/ 第2章 番組司会/ 第3章 番組中継/ 第4章 番組交遊/ 第5章 番組進行/ 第6章 番組社員/ 第7章 番組終焉/ 第8章 番組回顧(あとがきにかえて)/ スペシャル対談 黒柳徹子×山田修爾/ 巻末付録 『ザ・ベストテン』全603回ベストテンランキング掲載

【著者紹介】
山田修爾 : 東京都生まれ。1969年にTBSに入社。1978年1月から1989年9月に『ザ・ベストテン』のディレクター、プロデューサーを担当。番組名物でもあった奇抜なスタジオセットのアイデアの多くを手がけ、“山田演出”が業界で大きな話題を呼ぶ。『ザ・ベストテン』番組終了後は、スポーツ局番組制作部長、編成局アナウンス部長などを歴任し、2005年にTBSを退社。現在はクリエイティブメディアエージェンシー代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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昭和を代表する音楽番組を作ってきた著者の...

投稿日:2010/07/30 (金)

昭和を代表する音楽番組を作ってきた著者の苦労が伝わってくる本です。苦労の中にも、「新しい事に挑んでやろう!」という気概があり、読んでいて、こちらも元気になってきます。 ベストテンの仕事に携わって来た人だからこそ、言葉の一つ一つが読む側にガンガン伝わってきます。やはり、実践してきた人の言葉は重い!

tomon さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みなず さん

    玉ねぎオバサンと久米さんの掛け合いに、爆笑。小2から始まったベストテン。高学年になるまでは、春・夏・冬休み中と金曜日がお休みなら観ても良し、がウチルールだった。巻末のベストテンランキング掲載、全曲知ってる!!

  • nagisa-shiosai1986 さん

    私の青春時代と共に過ごした「ザ・ベストテン」。アーティストとのこぼれ話は当時を鮮明に思い出させてくれたが、なんと言っても圧巻はすべての放送回の順位と曲目がリストアップされている事。そう、この本は思い出と記録が収録されているのです。12/04/09-43

  • Ryuji さん

    ★★★★☆私の子供の頃の歌番組言えばやっぱり「ザ・ベストテン」。番組のプロデューサーであった著者が番組誕生から終了までの秘話を明かす。毎週のように何気なく見ていたが、その裏ではこんな苦労があったのかと・・生中継の番組なので言われればそうだよなと思う。巻末の603回分のランキングをとても懐かしく見ました。

  • にゃおん さん

    収録されている、著者と黒柳徹子の対談を読んで、とにかく黒柳徹子と久米宏あっての「ザ・ベストテン」だったなぁと実感。

  • LOVE_EARTH さん

    3.6 一時代を築いたのは間違いない。テレビ放送時の後半はほとんど観ていなかったけど、時代の流れだったのかな。

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人物・団体紹介

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山田修爾

1945(昭和20)年、東京生れ。’69年、慶應義塾大学を卒業後、TBS(東京放送)へ入社。主に制作局で音楽番組を手がけ、’78年1月から’89(平成元)年9月まで「ザ・ベストテン」のディレクター、プロデューサーを担当した。「ザ・ベストテン」の番組終了後は、スポーツ局番組制作部長、編成局アナウンス部

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