創作アニメーション入門 基礎知識と作画のヒント

山村浩二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784897379852
ISBN 10 : 4897379857
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
143p;19

内容詳細

「アニメーション」(animation)は、ラテン語の「アニマ」(anima)に由来していて、魂のないものに命を吹き込むということを意味します。『頭山』や『カフカ田舎医者』をはじめ、数々のアニメーション作品で国際的に活躍する著者が創作アニメーションの、長くて奥深い道を案内します。

目次 : 1章 アニメーションの原理―闇があるから、幻が見える/ 2章 時間を分割して絵を作る/ 3章 アニメーションのさまざまな技法/ 4章 どのように作画をしていくか/ 5章 アニメーションの制作工程/ 6章 創作アニメーションの歴史/ 7章 日本の創作アニメーション/ 8章 アニメーションは誰の視線なの?

【著者紹介】
山村浩二 : 1964年生まれ。東京造形大学卒業。『頭山』が世界の主要アニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされる。『カフカ田舎医者』と合わせ、これまでに世界4大アニメーション映画祭のすべてでグランプリを受賞、国内外の映画祭で90以上の賞を受賞している。『ちいさなおおきなき』(文:夢枕獏、小学館、第65回小学館児童出版文化賞受賞)、『くじらさんのーたーめならえんやこーら』(文:内田麟太郎、鈴木出版、第22回日本絵本賞)、『ながいでしょりっぱでしょ』(文:サトシン、PHP研究所、ホワイト・レイブンス2016)など絵本作家としても活躍。アメリカ・映画芸術科学アカデミー会員、日本アニメーション協会副会長、東京藝術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    国際的に活躍するアニメーション作家の著者がアニメーションの原理や歴史、技法などについて書いている。アニメーションの基礎なので細かい作画については触れていない。それだけアニメーションというのは様々なやり方があり作者による工夫が重要なものだと感じた。地味で根気のいる制作で短編を作るにも時間がかかる分、出来上がった作品に対する思いそれだけ大きいだろう。現在はデジカメやムービーカメラを簡単に手に入れることが出来る。フィルムの現像が無いぶん制作の敷居は低いのでいつかは作ってみたと思った。

  • ぷほは さん

    映像や歴史に関する基礎的な内容が箇条書き的に記されているに過ぎないのだが、ことアニメーションという表現分野においてはそれがとても貴重な仕事で、みんな必要とされているのはわかっているのに誰もやりたがらないため、ここまでの大家が押し付けられている。おかげで単なる素人のアニメ好きからしてみれば大変勉強になったのだが、驚いたのは分業化にテイラー『科学的経営原理』が参照されていたということだ。アニメ業界のブラック労働ぶりがマスコミに叩かれがちだが、実際の過酷さも併せてこのへんを見通しよく論じている人はいないものか。

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