レッド 1969〜1972 2 イブニングKCDX

山本直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063755275
ISBN 10 : 4063755274
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
204p;21

商品説明

G(ギャング)作戦敢行!革命への闘争は激しさを増す。
押井守×山本直樹スペシャル対談掲載!!

この物語の登場人物達は決して特別ではない――。
革命を目指す若者たち――。閉塞した世の中を変えるために武力を手にした彼らは、それ故に権力から追われることになる。来るべき闘争のため、彼らはただ北を目指す。緊張を強いられる逃避行の中でも、そこには普通の青春があった。決して特別ではない若者たち。彼らのほしかった未来とは、いったい何だったのか――。

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読書メーターレビュー

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  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    1969〜72年の左翼学生運動をリアルに描いた漫画。面白い。私の親の世代の学生時代だ。読むと犯罪ばかりやっているが、楽しそうな部分があるのが興味深い。実は私は若い頃にこういう活動に少し憧れた。やれば志士のようになれると思っていた。しかしのちに高木彬光の『神曲地獄篇』を読んで学生運動のその奇怪な世界に醜悪なものを感じ、革命への理想よりも、その醜悪さへの好奇心に関心が移った。きっとこの漫画もいずれその醜悪を絵で見せてくれるだろう。巻末の著者と押井守の対談も良かった。押井守の話は名言だらけだった。

  • ユーカ さん

    明らかに間違っているんだけど、読んでいると完全に世界に巻き込まれてしまう、パワーのある作品。岩のような堅い決意で野宿も潜伏も厭わず、かと思えば逮捕される恐怖に震えたり、仲間が捕まったことに涙を流したり、美味い物が食べたいと言い、酒に喜ぶ。何かがかけ違ってしまったり、少し欠落していたり、それだけだったんじゃないかという気持ちになってしまうのは、少々危険すぎるかもしれない。

  • アズル さん

    1巻でかわいいと思っていた宮浦と月山。この巻で月山が逮捕されます。岩木との微妙なラブ&エロも期待していましたが、あっさり終了。登場人物が多く、山本直樹の女性の描き方にバリエーションが少ないので(悪口ではありませんので!)、赤城が髪型を変えると、「こんなヤツ、いたっけ??」となります。あさま山荘や連合赤軍についてのお勉強、というよりも、山本直樹のとてつもなくクールな客観性を楽しむものだと思いました。巻末の押井守との対談も面白いです。押井さんの独壇場でした。

  • かふ さん

    表紙が指名手配の人物紹介。革命の為に武器を手に入れるために猟銃店を襲ったり資金調達の郵便局強盗をしたり。そして指名手配されて変装とか。赤城さんの変装姿はあまり様になっていない。変装って還って不自然に見えてしまうもの。いろいろ思い通りに事が運ばずに失敗も。警察も公安もあまり上手く事を運んでいない。そういう中での青春時代という感じで、仲間との食事や男女関係のセックスとか楽しい想い出もあったのだ。そこには当たり前のように彼らの日常もあったのだ。どこで違ってしまったのか?

  • 澤水月 さん

    G作戦とか革命闘争、海外雄飛とかどうにも「ごっこ遊び」にしか見えない、が当人らは真剣。閉塞した密室劇、テレビでのみ伝わる仲間の逮捕…現実感の乖離の巻。巻末の押井守と山本対談が生々しく当時を伝え熱気!

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人物・団体紹介

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山本直樹

東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程美術教育専攻(演劇学専修)修了。日本音楽学校幼児教育科専任講師、有明教育芸術短期大学子ども教育学専任講師および准教授を経て、長野県立大学健康発達学部こども学科准教授。現在、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)学校教育実践学専攻学校教育方法連合講座に

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