レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ 3 KCデラックス

山本直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063774276
ISBN 10 : 4063774279
フォーマット
出版社
発売日
2016年02月23日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
182p;21

内容詳細

1972年1月、日本に革命を起こすために山岳ベースに集結した赤色連盟のメンバーたち。しかしそこで展開されたのは『総括』と称した自己批判、相互批判の応酬だった。それはやがて援助としての暴力・リンチへとエスカレートし、数日のうちに6人の死者を出してしまう。それでも上層部による暴力的総括要求の嵐はとどまるところを知らず、幹部だった安達には明確な“死刑”の宣告がくだる。そして総括は新たな段階に突入する…。

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    自己批判と称するリンチがエスカレートし、死刑へと彼らを導いていく。暴力を受ける中で、彼らは驚くほど正直に本音を語っていく。まるで殺してくれと言わんばかりに。そこに、彼らの生真面目で弱い人間性が垣間見れる。殺されるほうだけではなく、それは殺す側にも言えることだ。冷たく切ない最後の60日、彼ら彼女らの弱く生真面目な脆さが、山岳ベースを舞台に血と暴力となって露呈する。

  • アズル さん

    安達と神山の死亡については、ほとんどいいがかりのように思えます。そしてかわいさツートップの白根さんと宮浦さんまでもが総括という死刑に処されそうに…。岩木もピンチです。

  • くさてる さん

    ほんとうにどうして自分はこんな内容のマンガを読み続けているのかと思うほど苦しい展開が続く。心理的な圧迫感と閉塞感の表現がすごく、残酷な描写も派手ではない分、リアルで目をそむけたくなる。この、追いつめられた集団の論理の恐ろしさは、いまも世界中で存在しているものなのだ、きっと。

  • kei-zu さん

    2年前まで本シリーズを読み進めたが、内輪での殺人が進んできたことから、ページをめくるのがつらく中断していました。 登場人物の死んでいく順番を表すマル付きの数字がいよいよ二桁にに入り、物語はますます緊張度を高めます。

  • タマキマタ さん

    ガンガン死にます…。もはや「死刑」って言っちゃってるし…。でも小さな仲間内だろうが大きな国家内だろうが、規模は関係なくこんな無茶苦茶がまかり通ってたりすることもあるんだろうな。思想って一体なんだろな。

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人物・団体紹介

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山本直樹

東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程美術教育専攻(演劇学専修)修了。日本音楽学校幼児教育科専任講師、有明教育芸術短期大学子ども教育学専任講師および准教授を経て、長野県立大学健康発達学部こども学科准教授。現在、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)学校教育実践学専攻学校教育方法連合講座に

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