レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ 2 KCデラックス

山本直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063772999
ISBN 10 : 4063772993
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
178p;21

内容詳細

1972年1月、日本に革命を起こすために
山岳ベースに集結した赤色連盟のメンバーたち。
しかしそこで展開されたのは
『総括』と称した自己批判、相互批判の応酬だった。
それは暴力へとエスカレートし
3人の死者を出してしまう。
しかし上層部による暴力的総括要求の嵐は
とどまるところを知らず、
その矛先は黒部一郎、天城、磐梯の3名に向かうのだが…。
果たして3名の運命は?
そして兵士たちの葛藤と集団心理を描く新章第2巻!

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読書メーターレビュー

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  • moku* さん

    淡々と割り振られている数字。みててつらい。 ただ、共産主義の名のもとに嫉妬した奴らが胸糞悪い行動に移しているだけなのだけれども、、、。 これどうやったら生き残れるの???私にはわからない。

  • ぐうぐう さん

    今巻でついに天城が死ぬ。天城(つまりは遠山美枝子)の死は、連合赤軍事件を語る上で重要であると同時に象徴的でもある。彼女は幹部の妻であった。一兵士ではなく、上層部にも粛清の刃が向けられることが決定的となったのだ。さらに、赤城(つまりは永田洋子)の屈折した女性的コンプレックスの証として語られることの多い事例として、天城の死はある。山本直樹は、天城の死の瞬間を見開きで描くことで犠牲者の中でも特別な扱いをする反面、自身の批評や解釈をあからさまにしない淡々さも忘れていない。(つづく)

  • くさてる さん

    表紙を見れば一目瞭然の山中での総括リンチが続いていく展開。正直、読んでいて本当に辛いような袋小路と逃げ道のない世界で、いつかこれが終わるのかと思えないような心持ちになる。いや、終わることは必然なのだけど、このどうしようもない苦しさは悪夢のようだ。だからこそ、一時的に街に下りた荒島が畳の上でごろごろしながらこれまでのことを思い返す一連の場面が、息抜きのような、かえって山の絶望を強調しているような、不思議な効果を与えている。わたしは、この部分しか読み返せない。

  • アズル さん

    ハイペースで3名死亡。北と赤城がどんどん狂っていきますね。だんだんと「この人たちは、結局何をしたかったんだろう?」という疑問が大きくなっています。革命を夢見るのは良いけれど、革命が起こった瞬間はまさに革命のエクスタシー。でも、そのあとは、さして何も変わらない日常が待っているだけなのに、と思います。

  • かふ さん

    女子二人のリンチはさらに悲惨だ。死にたくないために死体にも憎しみを向けるけっこう人気者と思われる女子のリンチの壮絶さ。自分で自分の顔を殴れって、髪の毛を切られ(長い髪はブルジョアだ)、鏡に映された醜悪な姿を見せられる。リンチもますますエスカレートしていく。

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人物・団体紹介

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山本直樹

東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程美術教育専攻(演劇学専修)修了。日本音楽学校幼児教育科専任講師、有明教育芸術短期大学子ども教育学専任講師および准教授を経て、長野県立大学健康発達学部こども学科准教授。現在、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)学校教育実践学専攻学校教育方法連合講座に

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