つめ 小学館文庫

山本甲士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094067897
ISBN 10 : 4094067892
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

子ども会の担当として、真野朱音が南郷不二美を訪ねたのは、公園に面した南郷宅のフェンスを覆ったイバラの棘で、子どもの怪我が続いたことで剪定をお願いするためだった。だが、南郷は町内でも有名なモンスター住民。以来、朱音の家には、注文していない大量の寿司の出前やケーブルテレビ契約の訪問が続いた。同じ頃、息子の裕也が学校でまたいじめられていることがわかった。やられたらやり返すべきだということを教えるためにも、朱音は南郷と闘うことを決心する。エスカレートしていくバトルの行方と、息子のいじめは?予想外の結末が待ち受ける、感動作!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 相田うえお さん

    ★★★★★21061【つめ (山本 甲士さん)】道徳的にこれどうなの?と考えてしまう出だしです。公園横の家にドーベルマンを飼ってる性格悪いおばさんが住んでまして、その家のイバラが公園の金網フェンスに絡み付き、その棘が子供達に危険なため子供会の係の女性が相談に行ったんです。ところがおばさん逆ギレ!それからおばさんと女性のバトルが始まるんです。やられたらやり返せ!やらなければやられてしまう的発想。ところが、これがページも残りわずかというあたりからか何となくいい感じになるんですよ。うん!とても面白かったぞ!

  • うぇい さん

    面白かったですが、やりすぎな感じはしました。ゴルフクラブ持ち出したりして殴り合ったり、車のマフラーにもの詰めたりしたりしてはイカンだろうと。後半テレビのインタビューを受けたり警察から感謝状もらうところとかギャグ小説かと思いました。最後は主人公の息子が素晴らしく良い子で感動のフィナーレだし、途中体を鍛えたり、とっても山本甲士さんらしい作品でした。それにしてもこの読者メーターを見ると読んだ人登録が驚く程少ないんだなぁ。なんでだろう?

  • ちゃんぷる さん

    初めて読む作家さんでした。表紙の絵がイメージとぴったり。終盤まではムカつく人間のオンパレードでストレスは感じつつ(なんなら主人公も余裕無さすぎだろ…ってなる)、テンポがよいのでサクサク進みます。エスカレートし過ぎる様子はムナクソ系というよりもはやコメディ笑。最後はなるほど、そういう方向でまとめますか。大団円は少し力技感はありつつも、息子さんが成長したからこそ導けたって考えたらいいラストかも。全体通して邦画っぽい作品でした。最後に、爬虫類好きからするとヘビの扱いひどい笑。かわいいやん、ヘビ。

  • tommy さん

    ★★★★★

  • 小春 さん

    女同士の闘いが凄いインパクト!でも笑っちゃう。そこまでするかぁ〜。そこまで言うかぁ〜。でも笑っちゃう。でもそんな女の闘いだけれど義理の息子の事を思う朱音の母としての気持ちと複雑な境遇の一人暮らしの南郷の寂しい気持ちが根底にあってちょっぴり切ない。最後は祐也の粋な計らいでめでたしめでたし。楽しめました。

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山本甲士

1963年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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