マニ教とゾロアスター教 世界史リブレット

山本由美子(史学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634340404
ISBN 10 : 4634340402
フォーマット
出版社
発行年月
1998年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,82p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ジュンジュン さん

    初期キリスト教における神学の大成者、アウグスティヌスは元マニ教徒。だからか、マニ教への敵愾心がすごい(笑)。そして、後世への影響力もすごい。大先生のマニ教観が、長くマニ教のイメージとして定着してしまった。本書は、敦煌をはじめ世界中に散らばる記録の断片を集めて、本来の姿をパッチワークしようとする。とはいえ、そこはリブレット、80ページではとても足りない。

  • いくら丼 さん

    マニ教の吸収力……ゾロアスター教にキリスト教、ギリシャ哲学に仏教と、様々な思想の取り込み模様は見事! 拒絶ではなく受容の精神が、拡大に寄与したのですね。一方で吸収元からすれば、似ているけど異端! 許すまじ! なぜ消滅したか、決定的な答えは出せずとも、広まった理由と表裏な要素も感じられる。物質からの解放こそ正義! 子孫を増やす性欲は悪です。一日一食菜食主義(不殺生なので根菜もNG!)、週一で断食、五感は抑制……心が死にそうですが(笑)、それでも広まったと思うと示唆に富む。というか拡大と影響力がマジでぱない。

  • サアベドラ さん

    マニ教とゾロアスター教の入門書。マニ教成分のほうが多め。非常に広範囲に拡散したけれど消滅してしまったマニ教と、イランとその周辺にしか広まらなかったけどほそぼそと生き残ったゾロアスター教。なんとなくは知ってるけど詳しくは知らない、そういうテーマの入門には世界史リブレットが最適だと思うのです。

  • こぽぞう☆ さん

    このシリーズ(世界史リブレット)は、限定された範囲をサクッと知るにはとても良いと思う。この中で「イラン」とされてる範囲が広かったり縮まったり。現代の地図使うとわからなくなる。

  • 竜王五代の人 さん

    青木健先生は癖が強いので、少し一般的な知識をと。最初に誰でも信者にする世界宗教と、民族と宗教が一致している民族宗教の違いに述べ、民族宗教と思われているゾロアスター教が初期には開かれた世界宗教だった、とするがこれどうなんだろう? アーリア宗のなかでゾロアスター派が広まっただけじゃないかと知識もなく言う。神道が古代から現代に至るまでにいろいろと塗り替わったことを思うとだ(ズルワーン主義とかもそうではないだろうか?)結局世俗権力と結束した方が正統派になるというのは身も蓋もない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品