UFOはもう来ない PHP文芸文庫

山本弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569765242
ISBN 10 : 4569765246
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
765p;15

内容詳細

地球を監視する知的生命体・スターファインダー。彼らは“最終シークエンス”を発動しようとしていたが、最高権限者ペイルブルーが京都の山中に不時着し、小学生三人組に発見されてしまう。少年たちの通報を受け、“トンデモ”番組のディレクター・大迫と美人UFO研究家・千里は現地に向かうが、異星人の存在を知った新興宗教団体の教祖は、ペイルブルーの拉致を企み…。スリルと感動のエンターテインメント小説!

【著者紹介】
山本弘 : 作家。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。78年「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。87年ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年発表の『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞候補に。06年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がり、10年の『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞(日本長編部門)を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソラ さん

    面白かった。かなり分厚い作品ではあったけれどそれは苦にならずにさくさく読めた。ストーリー自体はそんなに複雑なものではなく、UFOの薀蓄が多いからゆえのページ数ではあったが、その薀蓄も面白かった。

  • タルシル📖ヨムノスキー さん

    例によって例の如く、諸々の説明を省けば3分の2くらいの厚さで済む気がするが、それは山本作品。UFO目撃談や、UFO研究家に関する様々な解説てんこ盛り。…で、内容はといえば、突如地球に現れた謎の宇宙人をめぐる、小学5年の男子3人、インチキ番組を作る下請けの番組制作会社社員、UFO研究家の女子、そしてインチキ宗教家の物語。物語の内容よりも、マスコミがどうやってインチキ番組をでっち上げるかとか、カルト教団が、どうやって信者を獲得していくかを解説している点が、とても興味を引いた。テーマは、ダイバーシティかな?

  • chiseiok さん

    大好物の山本弘作品。久々の長編SF、しかもファーストコンタクト物ということで、わくわくしながら読み始めました。かなりのボリュームですが、相変わらずリーダビリティは高くてさくさくつるつる進みます。美少女好きの作者にしては珍しくヒロインの年齢高めですが、キャラはきっちり立っていて充分魅力的。また異星人達の、彼らなりの故事来歴を引用した会話がとても面白くて興味津々、そしてその由来が明かされるクライマックス…常々トンデモ科学を否定糾弾している作者の面目躍如ですね。いやぁ面白かった。来月の文庫新刊も楽しみです。

  • きょん さん

    帯のコンゲームっていうのはちょっと違うと思うけど、異星人とのファーストコンタクトものとしては面白かった。異星人からのメッセージ後の世界の騒動が読んでみたい。

  • tomosaku さん

    異星人とのファーストコンタクトもの。とはいえ著者らしい、過去のコンタクティや超常現象家への批判精神に溢れており(過去の物語にではない)、同時に、生物文化学的にというか科学的にというか、リアルであろうと描写しているSFなのが相変わらず凄い。それに少年探偵団的なワクワクが足されるから、ジュブナイル小説としても面白い。また、真っ当なUFO研究家ほどUFOの目撃話に懐疑的、というのは、何かと示唆的でもある。最後の章で示される多様性への受容、寛容も、現代社会への批判なんだろうな。

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山本弘

1958年生まれ。1981年東京大学法学部卒業。元神戸大学教授。2018年逝去

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