定本 葉隠 下 ちくま学芸文庫

山本常朝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480098238
ISBN 10 : 4480098232
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
624p;15

内容詳細

享保元年(1716)九月十日、『葉隠』はついに完成。山本常朝と田代陣基の邂逅からほぼ六年半の歳月が経過していた。その間、陣基は武士たるものいかにあるべきかを求めて煩悶し、膨大な語りと書付のなかを彷徨い格闘を続けてきた。下巻には、さまざまに躍動する鍋島武士たちを活写した聞書八・九と、武田信玄、徳川家康、伊達政宗など他国の名だたる武将たちの縦横無尽の活躍を論評した聞書十、そして、これまでに漏れた重要な教訓や挿話を改めて多数取り集めた聞書十一を収録。常朝の語った真の武士の姿の全貌が、ここに陣基の手によって明らかにされる。全三巻完結。

【著者紹介】
山本常朝 : 1659‐1719年。鍋島藩二代藩主光模に御書物役などとして仕え、光茂の死去に際して出家

田代陣基 : 1678‐1748年。鍋島藩三代藩主綱茂に祐筆役として仕えた

佐藤正英 : 1936年生まれ。東京大学名誉教授。倫理学・日本倫理思想史専攻

吉田真樹 : 1971年生まれ。静岡県立大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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