山本容子の姫君たち heimegimi@heian

山本容子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062154598
ISBN 10 : 4062154595
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
22×30cm,57p

内容詳細

「源氏物語」「竹取物語」「落窪物語」など、平安時代の姫君たちは想像力と機知にあふれていた。山本容子が自身の幼少時代と重ね合わせながら、1000年変わらぬ「少女」の魅力を美しい絵と文で贈る。

【著者紹介】
山本容子 : 銅版画家。1952年埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ、大阪育ち。1978年京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。1978年日本現代版画大賞展西武賞、1980年京都市芸術新人賞、1983年韓国国際版画ビエンナーレ優秀賞、1992年『Lの贈り物』(集英社)で講談社出版文化賞ブックデザイン賞、2007年京都府文化賞功労賞受賞。抜群の構成力と印象的な色使いで、洒脱で洗練された雰囲気をもつ独自の銅版画の世界を確立。アートをもっと身近に感じてほしいと願い、書店もひとつのギャラリーであるという発想のもとに、吉本ばなな『TUGUMI』をはじめ、数多くの書籍の装幀、挿画を手がける。作品集、画文集のほか、絵本やエッセイなどの著作も多い。アクセサリーや食器、舞台衣装のデザインから、CM出演、CD制作まで、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • pico さん

    山本容子さんのセピアで幻想的な銅版画と、彼女自身の少女時代を邂逅しつつ『不思議の国のアリス』から『源氏物語』『竹取物語』『落窪物語』『堤中納言物語』などの姫君エッセイリレーが非常にあたたかでとっておきな想いでつづられています。新たなる千年前にタイムスリップしたような夢見心地。素敵でした☆絵が一段と巧くなってて、みててあきない。

  • ぱせり さん

    山本容子展にて購入U 唇が厚くて、ハナペチャのお姫様はちっとも美人じゃない。瞳は、はしたないくらいきらきらしてる。太い眉には我をまげない意志の強さを感じる。土臭くパワフル。なのに、はっとするほどの香気と気品も。そして、とっても可愛いい。高校の古典以来、とんとご無沙汰の平安文学の中にはこんな愛くるしいお姫様たちが住んでいたんですね。

  • uni さん

    銅版画家・山本容子が織り成す平安文学のお姫様達。お姫様といえども忠実に古来の日本顔。著者は数多くのふしぎの国のアリスの作品を手がけているそうなのですが、そこから無垢な少女という観点で平安時代の少女と重なりこの作品に繋がったとか。少女達の純粋なエネルギー、ウイットとその世界観のナンセンス、それらが優しく色濃く染み込む本書。かぐや姫と虫めづる姫がファンタジック。

  • 春るるる さん

    キモカワいいとも違う、この画風をなんと表現したものか。金箔を塗った上に刷った銅版画の色合いのごとく鮮やかに渋い。アリスに始まり、平安の姫たちの物語を経てアリスに終わった、ジェル状の球体のような肌触りの1冊。印象に残るのは虫愛ずる姫君。読み返したくなったのは『更級日記』

  • りうかん さん

    山本容子さんというかたを不勉強にも存じ上げず、平安朝の姫君にひかれて手を出した。金箔をはった和紙に銅版画を印刷するという手法は初めて知ったが、印刷だと私にはよくわからないという残念審美眼。更級日記、とりかえばや物語などについてのイラスト付きエッセイ集は楽しめました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

山本容子

銅版画家。1952年生れ。京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。都会的で軽妙洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。数多くの書籍の装丁、挿画を手がけるほか、絵画に音楽や詩を融合させるジャンルを超えたコラボレーションを展開。ライフワークの一つとして、医療現場での壁画制作、“ホスピタルアート”にも取り組む。

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品