山本周五郎

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山本周五郎探偵小説全集 第4巻 海洋冒険譚

山本周五郎

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784861821486
ISBN 10 : 4861821487
フォーマット
：
本
出版社
：
作品社
発行年月
：
2008年01月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
末國善己編 ,  
追加情報
:
２０ｃｍ,３６６ｐ

内容詳細

日本ミステリ史の空隙を埋める画期的全集、知られざる探偵小説６２篇を大集成。本巻には、「囮船第一号」「死の棺桶島」など、明治初期からの伝統を持つ、海洋を舞台にした冒険小説、探偵小説１１篇を収録。

【著者紹介】
山本周五郎 : １９０３〜６７年。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、１９２６年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。１９４３年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた

末国善己 : １９６８年広島県生まれ。文芸評論家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • 沼田のに さん

    読了日：2016/11/06

    これは面白くない。戦争前の話で少年が現実離れした荒唐無稽な大活躍する話し。半分行く前に読むの断念。3/10

  • しいかあ さん

    読了日：2011/11/23

    この巻の話ははもうほとんど海底軍艦とかとノリが一緒。囮船は仮装巡洋艦で充分じゃね、とかそういうツッコミはするだけ野暮なんだろうなあ。この全集だけをずっと読んでると、山本周五郎がちゃんと面白い話を書く作家だということを忘れそうになる。

  • shiro さん

    読了日：2009/05/07

    探偵小説全集４。タイトルにつられて初読。書かれた時代が時代なので、今読むと馴染みの薄い描写もあるし、どこから影響を受けたのかがよく分かるストーリー展開も多いが、読者を引き込んで放さない展開、描写。またストーリーの幅の広さ等、読んで損はない一冊。機会があれば別のシリーズも読んでみたい。浪漫をかきたてられるタイトルが多いのも魅力的。

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山本周五郎

１９０３年、山梨県生まれ。横浜市西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。関東大震災後、復職せずに文学修行に努める。２９年、「少女世界」に童話や少女小説を発表する。４３年、『日本婦道記』が第１７回直木賞の候補に推されるが辞退。５９年、『樅ノ木は残った』が第１３回毎日出版文化賞

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