二・二六事件蹶起将校 最後の手記 文春文庫

山本又

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167904562
ISBN 10 : 416790456X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
246p;16

内容詳細

蹶起の首魁・安藤輝三将校から事件のことを書いてくれと託された山本又予備少尉。事件から70年を経て発見された獄中手記は、決行前夜に歩兵第一連隊に向う場面から始まる。青年将校らは何を思い蹶起したか、また直前に蹶起趣意書より削られた一文とは?二・二六事件に新たな光を照らす手記。保阪正康氏による詳細な解説付き。

目次 : 序文 山本又と安藤輝三の不思議な縁(鈴木俊彦)/ 第1部 現代語訳『二・二六日本革命史』/ 第2部 原文『二・二六日本革命史』/ 第3部 解説 事件の観察者(保阪正康)(特異なる蹶起将校/ 日蓮宗と磯部浅一/ 「昭和維新」の四日間/ 獄中生活と釈放後の人生)

【著者紹介】
山本又 : 1895年、静岡生まれ。志願兵として陸軍に入隊し、静岡歩兵第34連隊に所属。1930年に予備役となり、在郷軍人会分会長を経て教員免許を取得して上京。二・二六事件の首謀者・磯部浅一と交流を深め、蹶起に参加。禁錮10年の判決を受けた。52年に死去

保阪正康 : 1939年、札幌生まれ。同志社大学文学部卒。個人誌『昭和史講座』を主宰して多くの歴史の証人を取材、昭和史研究の第一人者として2004年、第52回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kwmr_ さん

    2008年に見つかった蹶起将校山本又予備役少尉の獄中手記。今後、同様の手記・書簡等は見つからないだろうという意味で「最後の手記」だそうな。 原文と現代語訳全文が書かれており、当時の将校らの思いがわかる。歴史から学ぶべき事は多いと思う。

  • 綺楽院 /kiraku-in さん

    面白かった。「ヤア、ヤア」42歳の蹶起将校。しかも予備役。作った感もところどころあるけれど、生の感じはこれまでのどれよりもあった。細部で異なる事象もあるようだけれど、そこはまあ、思い出しながら出し、格好もつけなきゃならんかったろうし。しかし、短時間でいろいろ行動しとるねぇ。うん、また映画みよっと。配役がいいんですよねぇ。

  • 金吾 さん

    山本又は決起将校の中でも異色で余り語られることがない人物なので、その手記を読むことができたのは良かったです。 手記なので一方から見方になっており視野狭窄の部分は致し方ないのかなと思いました。

  • jack さん

    対象を間違っている。 政信 と 信吾を、なぜに殺さなかった。 ☆4.5

  • ひゃく さん

    9/17〜 一部が手記の現代語訳。 二部は原文。 三部は解説。 結局、二部は読まなかった。 というか読めなかったと言った方が正しいかも。 やっぱり原文は難しいだろうという先入観があって、また時間かかるだろうなと思って腰が引けた。 ただ、なんとなく話は分かった。 昭和維新・尊皇討奸を目指した青年将校達のクーデターだったのね。 青年将校たちの思いは良く分かるが、天皇がその行動を忌み嫌っていたというのは切なく悲しいね。 熱い若者たちの想いってのは、今も昔もそう変わらない。 暴力に訴えることは少なくなったのかな。

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山本又

1895年、静岡生まれ。志願兵として陸軍に入隊し、静岡歩兵第34連隊に所属。1930年に予備役となり、在郷軍人会分会長を経て教員免許を取得して上京。二・二六事件の首謀者・磯部浅一と交流を深め、蹶起に参加。禁錮10年の判決を受けた。52年に死去

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