紅けむり 双葉文庫

山本一力

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575520156
ISBN 10 : 4575520152
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
517p;15

内容詳細

有田の薪炭屋主・健太郎は公儀隠密から、伊万里で黒色火薬が密造され、江戸に運び出されていると聞く。事が明らかになれば藩は取り潰しともなりかねない。健太郎は密造一味捕縛に力を貸すことを決め、江戸へと向かった。だがそこで、命を賭したある決断を迫られることに。若き大店主の清廉なる信念が胸を打つ長編時代小説。

【著者紹介】
山本一力 : 1948年高知県生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業。97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞、15年に第50回長谷川伸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • marsa さん

    なかなか読み進められなかった。原因を探ると感情移入できなかった事に尽きると思う。伊万里焼には興味があるけれどヤクザ者、公儀隠密、陰謀、壮大すぎて山本さんの持ち味を期待してたのでちょっと違う。もっと人情とかが前面に出てるストーリーの方が好きなのでこの長さは苦労した。

  • jima さん

    有田皿山の薪炭屋健太郎。公儀隠密。黒色火薬の密造、輸送。

  • コブタ さん

    一力先生得意の人情物ではなく、登場人物の多さ、場面展開の複雑さに若干の読みにくさが。って私だけかな?江戸と伊万里が交互に登場して益々こんがらがってしまった!

  • Naoko Fukumi Fujita さん

    一番好きな作家山本一力の「小説推理」連載小説の2014年発行の単行本、6年も積読。九州と江戸そして加賀が鍵となる舞台に、非常にダイナミックな時代小説的な推理小説。なんとなく序章と終章は単行本化の際に加筆されたように感じたが、きっちりまとまっていると思った。花鳥風月の表現、お得意の動物の行動で章を締める技法に私の心は落ち着くとともに次章への期待がふくらんだ。もったいないと思いつつ、かなりのスピードで完読した。

  • zuccalove さん

    久しぶりの一力さんの作品。 読み終わるまで時間がかかってしまった。 途中途中、場面を想像しづらく周りくどい展開だったからか。

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人物・団体紹介

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山本一力

1948年高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。12年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。15年、第50回長谷川

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