粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え 文春文庫

山本一力

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167670160
ISBN 10 : 416767016X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
16cm,289p

商品説明

武士の心と商人の知恵を持つ男、喜八郎。シリーズ第3弾

棄捐令による大不況下でもびくともしない大商人・伊勢屋の足を掬おうと姦計を巡らす井筒屋。茶席で繰り広げられる男たちの闘い!

内容詳細

大不況下でも図抜けた身代を誇る札差のドン・伊勢屋を陥れようと、悪い噂を江戸中に流しているのは果たして誰なのか。仕掛けられた罠、謎、そして伊勢屋の豪快な意趣返し。極上の茶の香りにのせ茶室で展開される商人たちのかけひきに喜八郎はどう動くのか。秀弥との恋の行方も気になる大人気シリーズ第三弾。

【著者紹介】
山本一力 : 1948年、高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    面白かったです。商人たちの駆け引きほど痛快なことはありませんね。

  • tengen さん

    損料屋シリーズ第三弾 ☆御助け米など公儀の不況対策が実施されることに。秋山同心から騙りに注意するよう連絡があったのだが、早速に猫札という怪しい投資話が持ち上がっていた。 ☆棄捐令の後も大きく勢力を伸ばす伊勢屋四郎左衛門へ、嫉む同業からの危険な罠が張り巡らされる。さて伊勢屋どうする。伊勢屋の器量が光ります。 ☆喜八郎が口開けとなった蓬莱橋の屋台に渡世人風の男が脅しに現れた。喜八郎の裁きに胸がすく。 ☆彡 猫札/またたび囃子/猫いらず/惣花うどん/いわし雲/粗茶を一服/十三夜のにゅうめん

  • Atsushi さん

    損料屋喜八郎シリーズ3作目。棄捐令が招いた不況対策のため幕府が決めた三万両の御助け米。その配分を巡って札差の間で壮絶な駆け引きが勃発。喜八郎の碁敵ともいうべき伊勢屋は妬む同業者から様々な罠を仕掛けられるが、持ち前の器量で難なくこれを解結。悪者を懲らしめる活躍と痛快な展開に胸がすく。

  • コージー さん

    相変わらずの安定感。喜八郎の隙のない活躍、好きだなあ。一見強欲に見える伊勢屋も、学ぶところが沢山ある。一力さんの本は安心して読めます。

  • ぷう さん

    わたし、登場人物の中で、伊勢屋が一番好き。

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人物・団体紹介

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山本一力

1948年高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。12年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。15年、第50回長谷川

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