変成譜 中世神仏習合の世界 講談社学術文庫

山本ひろ子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065124611
ISBN 10 : 4065124611
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;15

内容詳細

日本中世はその精神性を措いては理解できない。熊野詣、修験神楽、法華経注釈、天皇の即位潅頂…「神仏習合」の多彩な展開を一次資料から徹底的に解読し、そこに心身と世界のドラスティックな変革=「変成」という壮大な宗教運動を見出した渾身作。中世という激動の新世界、その遠大な闇と強烈な救済の光に、日本随一の宗教思想史研究者が迫る!

目次 : プロローグ―神聖劇場への招待/ 1 苦行と救済 中世熊野詣の宗教世界―浄土としての熊野へ(葬送としての熊野詣/ 聖地と救済の構造)/ 2 擬死と再誕 大神楽「浄土入り」―奥三河の霜月神楽をめぐって(大神楽の宗教思想―『御神楽日記』を読む/ 浄土入りの装置/ 浄土への旅立ち/ 浄土での行い―「注連の本戒」を読む)/ 3 本覚の弁証法 龍女の成仏―『法華経』龍女成仏の中世的展開(幻の「龍畜経」を求めて―『平家物語』「潅頂巻」から/ 龍女の原像―「提婆品」の彼方へ/ 成仏のドラマトゥルギー)/ 4 人獣の交渉 異類と双身―中世王権をめぐる性のメタファー(双身の神智学/ 辰狐のイコノグラフィー)/ エピローグ―錬金術的思考へ向けて

【著者紹介】
山本ひろ子 : 1946年生まれ。早稲田大学第一文学部史学科中退。日本宗教思想史専攻。和光大学名誉教授。私塾「成城寺小屋講座」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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