薬で読み解く江戸の事件史

山崎光夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492061954
ISBN 10 : 4492061959
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
244p;19

内容詳細

家康の本当の死因とは? 島津斉彬や孝明天皇怪死事件の真相とは? 「薬」をキーワードに江戸事件史の謎を解き明かす。


【著者紹介】
山崎光夫 : 昭和22年福井市生まれ。早稲田大学卒業。放送作家、雑誌記者を経て、小説家となる。昭和60年『安楽処方箋』で小説現代新人賞を受賞。特に医学・薬学に造詣が深い。平成10年『薮の中の家―芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    全体3割に登場する貝原益軒・・彼が日本日常史に占める影響のウェイトを感じる。江戸末期、相次ぐ不慮の死亡(孝明天皇・斉彬)の項はページ数もさる事ながら、読ませる。事実は小説より奇なりだから真相は闇の中だし、歴史にたられば論は笑止とはいえ。信長ら三人の性格に例えた「鳴かぬなら・・」をもじった薬効の戯れ言は納得。今では所在すら掴めぬ家康直々の紫雪。口にのせると溶けて行く・・しかし朱も含まれている〜極め付き神秘性。筆者のうんちくの引き出しの一部だろうと思われる内容は無学現代人の私には興趣尽きない。

  • ようはん さん

    失われた江戸時代の薬の再現とか島津斉彬や孝明天皇の死に関わる薬の考察等、面白いエピソードが多かった。

  • オリーブ さん

    命を大切にするという概念がなかった戦国時代において優れた才能を持っていた武将たちでも健康を気遣うことがなかった故に自滅していった例を観てきた家康は結局は健康に勝るものはないと学んでその結果天下を取ったとも言える。自ら薬の調合をするなど彼の医学に対する興味が予防医学に繋がりその後の江戸の医学の発展に大きな貢献を考えると、家康はやはりなるべくして天下人になったと言える。天下泰平の世の中で一番恐るべきものは病気で杉田玄白や貝原益軒のような医学人が活躍して人々をその苦しみから救ってくれたことに繋がったのだろう。

  • 漢方売り さん

    いくつかの話はこれまでの著者の作品でも垣間見た話でした。孝明天皇の話と石田散薬の話が面白かったです。石田散薬って美味なのか! ちょっと飲んでみたいです。

  • 恵美 さん

    三英傑の寿命に言及しているけど、信長は本能寺の変で殺されたのだから、天寿を全うした二人と並べられないのでは?孝明天皇が天然痘で亡くなったのは知っていたけど、一度回復していたとは初耳。やっぱり暗殺なのかな?タイトルからして、全編が孝明天皇や島津斉彬の死の謎のような、不審な死を解き明かす構造かと思っていたけど、事件の謎は3分の1程度。他は江戸時代の薬のあれこれ。

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山崎光夫

1947年、福井市生まれ。早稲田大学卒業。放送作家、雑誌記者を経て小説家に。1985年『安楽処方箋』で小説現代新人賞、1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞。医学・薬学関係に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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