29歳

山崎ナオコーラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532170875
ISBN 10 : 4532170877
フォーマット
発行年月
2008年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,339p

内容詳細

結婚、出産、恋、仕事、夢、迷い、諦め、自信…。何かが終わり、始まる。ふと、自分を見つめる時。山崎ナオコーラ、柴崎友香、中上紀など、8人の流行作家が紡いだ、29歳独身女性8人の“等身大”の物語。

【著者紹介】
山崎ナオコーラ : 1978年福岡県生まれ、埼玉県育ち、東京都在住。國學院大學文学部日本文学科卒業。会社員をしながら書いた「人のセックスを笑うな」で文藝賞を受賞し、2004年に作家となる

柴崎友香 : 1973年、大阪生まれ。会社員を経て、2000年『きょうのできごと』でデビュー、行定勲監督によって映画化される。06年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞

中上紀 : 1971年、東京生まれ。高校、大学時代をカリフォルニアとハワイで過ごす。ハワイ大学美術学部卒。99年、ミャンマーへの旅を綴ったエッセイ集『イラワジの赤い花』でデビュー、同年、小説「彼女のプレンカ」ですばる文学賞を受賞

野中柊 : 1964年生まれ。立教大学卒業。ニューヨーク州在住中の91年「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー

宇佐美游 : 1962年青森県生まれ。モデル、商社OL、ネイルアーティスト等を経て、フリーライターとして女性誌などで活躍。2000年「調子のいい女」で小説新潮長編新人賞を受賞してデビュー

栗田有起 : 1972年長崎県生まれ。名古屋外国語大学外国語学部英米語学科卒業。製薬会社の会社員、ビジネスホテルのフロントなどを経て、2002年、母娘の自立を描いた「ハミザベス」ですばる文学賞を受賞

柳美里 : 1968年神奈川県出身。高校中退後、劇団「東京キッドブラザーズ」入団。86年、演劇ユニット「青春五月党」結成。93年『魚の祭』で岸田國士戯曲賞受賞。96年『フルハウス』で野間文芸新人賞、泉鏡花文学賞受賞。97年「家族シネマ」で芥川賞受賞。99年『ゴールドラッシュ』で木山捷平文学賞受賞

宮木あや子 : 1976年神奈川県生まれ。2006年「花宵道中」で新潮社の「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞を同時受賞して作家デビュー。趣味は着道楽と海外旅行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カピバラ さん

    今年29歳になるから、共感できるかなーと手に取ってみたけど…なんだか大人にならなきゃいけないけど、ちゃんと生きられないわ〜と悩む話が多かったかな?あまり共感できず。「雪の夜のビターココア」が好きかな。ただ、結婚してないアラサーはみんな不倫してんのか?ってくらい不倫ネタが多かった笑。

  • じゃすぽ さん

    文字通り29歳がテーマのアンソロジーなのだけれど、もっと範囲が絞られた「29歳 女性 独身」のストーリー。既婚女性が出てこないのが残念。読むのが30歳目前になってしまったなぁーと思っていたら、30歳をカウントダウンしてゆくストーリーもあったので逆に楽しめた(笑)宮木あや子が面白かった。

  • らむり さん

    良かった。女性作家アンソロジーの中では、総合的には『文芸あねもね』と同じかそれ以上。柴崎さんと柳さんのは、私の好みではなかったけれど、それ以外はどれもストーリー展開自体が面白かった。特に、中上さんと栗田さん☆

  • 流之助 さん

    29歳の女性を主人公としたアンソロジー。不倫多く、女友達との熱い友情あり。あんまり目新しさもなく、みんなおんなじような展開で、ちょっと微妙だった。29歳のときに読んだほうが良かったかも?

  • チェロ さん

    思い出せないくらい古い話、29歳の3人の女性が主人公のテレビドラマがあった。あの頃29歳と30歳の違いはかなり大きかったが、今は?アラサーなんて言い方が定着しているし、30歳前に結婚したいと思っている女性はどれくらいかな。その昔、30歳をこえた妊婦はマル高と書かれた。大学卒業して就職、7年もたてば色々見えてくる。「知りませーん」とぶりっこもできない、とは言え【不倫】は哀しい。29歳はまだま〜だ若い!

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人物・団体紹介

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山崎ナオコーラ

作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。日常の社会派。趣味は育児(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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