争乱の日本古代史 新人物文庫

山岸良二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784404038531
ISBN 10 : 4404038534
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,302p

内容詳細

倭国の大乱をおさめ、邪馬台国の女王として連合国家に君臨した卑弥呼と台与。その平和な時代も長くはつづかず、魏の滅亡後、「倭の女王」が晋に朝貢してきた記事を最後に、中国の史書から姿を消した邪馬台国は、その後どうなったのであろうか…。縄文・弥生時代から奈良時代まで、戦争・内乱・政変をキーワードに描く壮大な権力抗争のドラマ。人びとはなぜ戦いを始めたのか、なぜ古代国家には内紛が頻繁に起こったのか、内紛の渦中にいた人たちは何を考え、どう行動したのか、などなど古代史をめぐるさまざまな謎と問題点に迫る。

目次 : 第1部 戦争の考古学(逃げる縄文人、追う弥生人―戦争の起源/ 女王・卑弥呼の戦い―邪馬台国の存亡/ ヤマト王権の野望―鉄は国家なり/ 「倭の五王」の軍事力―武装する大王/ 古代朝鮮戦争勃発す―伽耶をめぐる戦い)/ 第2部 戦争と政治(白村江の戦い―最初の対中戦争/ 壬申の乱―大伴氏から見た反乱劇/ 橘奈良麻呂の変―天平のクーデタ未遂事件/ 藤原仲麻呂の乱―ダミー政権の末路/ 蝦夷の反乱―阿弓流為と田村麻呂)

【著者紹介】
山岸良二 : 1951年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。東邦大学付属東邦中高等学校教諭、習志野市文化財審議会会長。専門は日本考古学

松尾光編 : 1948年、東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館・姫路文学館・奈良県立万葉文化館勤務をへて、現在、鶴見大学・早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レアル さん

    縄文時代から奈良時代までの各争乱を表紙の著者2人が一部と二部に分けて書いている。この本は面白い。まずは其々の争乱が分かり易いし、その争乱の起こった経緯、バックグラウンドがしっかりしているところが読み手には有難い。そして通説だけではなく諸説まで上げて説明してくれている処。これが痒い所に手が届くような、読みたい部分を的確に察して書いてくれているそんな描写も嬉しい。

  • 孤独な読書人 さん

    縄文から奈良時代までの通史を振り返る。

  • BIN さん

    縄文時代から阿弖流為までの日本古代の争乱を解説したもの。縄文弥生時代までは武具や遺跡、古墳など考古学的なことが触れられており、卑弥呼辺りからは完全に通史になっている。朝鮮半島とのかかわり合いも良く解説されており、良い読み物でした。

  • 讃壽鐵朗 さん

    この本では古代史を殆ど考古学的事実に基づいて記載していて、暫く文献学的なものばかり読んでいたから一応科学的記述ですっきりした。 が、やはり古代ロマンがいい。

  • kamo さん

    日本の創成から阿弖流為まで一気に読み切りました。頭の中で日本の歴史がつながった気がします。

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人物・団体紹介

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山岸良二

1951年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専門は日本考古学。東邦大学付属東邦中高校で44年間教壇に立つかたわら、わが国最大の考古学会である日本考古学協会全国理事および千葉大学をはじめ数大学で非常勤講師を歴任。現在、放送大学非常勤講師、習志野市文化財審議会会長。千葉県教育功労者表彰受賞(

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