生活習慣病診療に基づくCVD予防ハンドブック

心血管疾患（ＣＶＤ）の予防・進行阻止のため、生活習慣病の診療の際に気を付けたいポイントを詳細に解説。巻頭のフローチャートでは、スクリーニングから検査、治療までの診療の流れが疾患ごとに一目でわかる。実践的なコツやエビデンスが満載で、日常診療にすぐに活かせる。生活習慣病を診るすべての医師・医療スタッフにオススメ。

目次 : １　総論/ ２　医療面接・診察のポイント/ ３　内皮障害・動脈硬化症の評価法/ ４　内皮障害に関連するバイオマーカー/ ５　食事・運動療法/ ６　薬物療法/ ７　大規模臨床研究のエビデンス

【著者紹介】
小室一成 : 千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学教授／大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学教授。１９８２年東京大学医学部卒、東京大学第３内科入局。’８９年〜’９３年までハーバード大学留学。’９８年より東京大学医学部循環器内科講師を経て、２００１年より現職。’０９年３月より大阪大学大学院教授兼任。主な受賞：ベルツ賞（１９８５年）、米国心臓病学会メルク賞（１９９０年）、日本循環器学会佐藤賞（２０００年）、国際心臓研究学会Ｏｕｔｓｔａｎｄｉｎｇ　Ｉｎｖｅｓｔｉｇａｔｏｒ　Ｐｒｉｚｅ（２００３年）、持田記念学術賞（２００５年）など

山岸昌一 : 久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学教授。１９８９年金沢大学医学部卒、’９３年同大学院医学研究科博士課程修了。’９６年より金沢大学医学部講師。’９９年より米国アルバートアインシュタイン医科大学内科研究員。２０００年より久留米大学医学部内分泌代謝内科講師、’０３年同心臓・血管内科講師、’０８年４月久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学准教授を経て、同年１０月より現職。主な受賞：日本糖尿病学会リリー賞（２００５年）、Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｈｅａｒｔ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ（ＡＨＡ）Ｂａｓｉｃ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　Ａｗａｒｄ（最優秀賞）（２００３年）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）