現代の起点 第一次世界大戦 4 遺産

山室信一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000287142
ISBN 10 : 4000287141
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

大戦は一九一八年一一月の休戦や、ヴェルサイユ条約の調印をもって終結したわけではない。一連の講和条約は大戦を通じて顕在化した諸問題を解決できず、各地で革命運動、内戦、民族紛争が相継いだ。世界は次なる「大戦」から逃れることができなかった。アメリカの覇権、対峙するソヴィエト型社会主義の台頭、ヨーロッパ統合の模索、被支配地域におけるナショナリズム…断絶と継続の相が交錯するなかで、現代世界の枠組が作られてゆく。

目次 : 1 総説(未完の戦争)/ 2 暴力の連鎖(「自決」と報復―「戦後の戦争」としてのアイルランド独立戦争/ 暴力の行方―革命、義勇軍、ナチズムのはざまで/ 世界認識の転換と「世界内線」の到来)/ 3 「戦後」の模索(帝国崩壊と東中欧の民族的再編の行方―オーストリア領ガリツィア戦線によせて/ 大戦間期イギリスから見た国際連盟と平和主義/ ユダヤ移民とパレスチナ問題)/ 4 現代の胎動(ヨーロッパ統合にむけて―起点としての第一次世界大戦/ 帝国ソ連の成立―南コーカサスにおけるロシア帝国の崩壊と再統合/ 「アメリカの世紀」の始動)/ シリーズ総括 世界性・総体性・現代性をめぐって―振り返る明日へ

【著者紹介】
山室信一 : 1951年生。京都大学人文科学研究所教授。法政思想連鎖史

岡田暁生 : 1960年生。京都大学人文科学研究所教授。西洋音楽史

小関隆 : 1960年生。京都大学人文科学研究所准教授。イギリス・アイルランド史

藤原辰史 : 1976年生。京都大学人文科学研究所准教授。農業史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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山室信一

1951年、熊本県生まれ。東京大学法学部卒。衆議院法制局参事、東京大学助手、東北大学助教授、京都大学教授など歴任。博士(法学)。現在、京都大学名誉教授。専攻は思想連鎖史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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