基本情報
内容詳細
山口瞳は直木賞作家である。しかし小説ばかりでなく、「週刊新潮」の連載コラム「男性自身」のように、エッセイストとしても優れていた。清水幾太郎の「核の選択」を真っ向から論じた「卑怯者の弁」や向田邦子の事故死を扱った「木槿の花」は、社会的にも大きな話題をよんだ。あわせてサラリーマン社会の切ない日常を過不足なく描き、独自の生活美学を浮き彫りにする。
目次 : 1 人間通―“偏軒”として生きる/ 2 昭和の迷宮―漂泊する自画像/ 3 われらサラリーマン―運・競争・会社人間/ 4 夢を見る技術―歓びと哀しみと…/ 5 わが生活美学―人間関係の極意/ 6 飲食男女―“通”の“通”の弁/ 7 老・病・死―反骨と祈り
【著者紹介】
山口瞳 : 1926‐95年。東京生まれ。兵役の後、鎌倉アカデミアで学び、1958年壽屋(現・サントリー)に入社。「洋酒天国」編集の傍ら、コピーライターとしても活躍する。1963年『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞し、文筆業に専念する。「週刊新潮」の長期連載コラム「男性自身」は多くの読者から支持された
小玉武 : 1938年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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阿部義彦 さん
読了日:2018/03/24
ケニオミ さん
読了日:2018/06/27
yutusbochan(yasuhiko.utsubo) さん
読了日:2019/09/23
moi さん
読了日:2023/09/04
ようこ さん
読了日:2020/08/12
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人物・団体紹介
山口瞳
1926年東京生まれ。國學院大學文学部を卒業。出版社勤務を経て、寿屋(現サントリー)宣伝部に入り「洋酒天国」の編集、コピーライターとして活躍。1962年『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞、1979年『血族』で菊池寛賞を受賞する。1995年8月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも
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