人は皮膚から癒される

山口創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794222145
ISBN 10 : 4794222149
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
204p;19

内容詳細

不調、ストレスの原因は「触れ合い」不足にあった!人に愛情を持って触れると、お互いの脳でオキシトシンというホルモンが分泌され、リラックスし、ストレスが癒され、絆が深まる。また、直接触れなくても、愛情を持って寄りそうだけで皮膚はお互いを感じ、癒しに向けた治癒力を発揮する。気鋭の身体心理学者が、知られざる皮膚の癒しの力に迫る一冊。

目次 : 第1章 コミュニケーションする皮膚(触れなくても肌は感じている/ 「直接触れ合う」と何が起こるか ほか)/ 第2章 触れないと皮膚は閉ざされる(失われた皮膚の交流/ 人の「なわばり」感覚 ほか)/ 第3章 病気やストレスが劇的に改善、スキンシップの驚くべき力(スキンシップが持つ癒しの力/ 境界が拓かれることで人は癒される ほか)/ 第4章 皮膚を拓いて、元気な自分を取り戻す(皮膚を拓いてつながりを拓く/ 笑うこと ほか)

【著者紹介】
山口創著 : 1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は健康心理学・身体心理学。桜美林大学教授。臨床発達心理士。スキンシップケアの効果やオキシトシンについて研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • akiᵕ̈* さん

    「触れる」スキンシップという行為が、どれほど人の心に与える影響が大きいかということが、体の仕組みや実験などから科学的に説明されている。そもそも医療の原点である「手当て」がそれを表しているのだろうし、確かに人の手の温もりは癒される。視覚優先の欧米人に対して、触覚優先の日本人は、幾通りもの風合いの表現方法だったり、湯呑みに把手をつけないで中身の温度を手で味わう意図を持つことをしている、などがとても興味深かった。

  • たまきら さん

    哺乳類にとって触れ合うということがどんなに大切か、という当然と言えば当然なことで書かれている本です。欧米との比較などにはもう少し研究が必要な気もしますが、介護といった現場への視点は興味深かった。先日夫がユマニチュードについてのドキュメンタリーを見ていたので、ちょっとリンクしたかな。触るという行為は親密だからこそ、まずは愛する人と。気のおけない友人と。コミュニケーションの一機能としてぜひ使い方を覚えておきたいと思いました。ま、気づきのための本かな。

  • おおにし さん

    握手もハグも日常的ではない日本人が実は触覚優先の民族だという指摘は興味深い。しかし、ここでいう触覚とはスキンシップのような直接皮膚に触れる感覚ではなく、人と人との間の揺れ動く境界(間合い)を感知する日本人独特の触覚の話のようだ。スキンシップによる治癒の話と日本人特有の触覚についてが一緒に語られているので少し混乱してしまった。あと、心身の不調は対人関係の中でこそ癒やされるという指摘はなるほどと思う。

  • K K さん

    良書。スキンシップの重要性について説いた現代人必読書。私は半分外人だから、日本人について書かれたことに必ずしも当てはまらないが現代が抱える問題には多いに共感。 スキンシップは体温をあげるために抱きしめることから始まった。 体を温めると人との心理距離も縮まる。 うつ病は体温制御できないことが原因。 適切な触覚刺激がないと自閉症になる可能性高い。 自尊感情が低い人に有効なタッチがある。 パートナーがいる方がより難易度の高い行動を取る傾向にある。 親しい他者を自分の一部と感じる自己膨張論 【続く】

  • 吟遊 さん

    軽く読めるけれど、良心的な内容だと思った。話題はやや幅広いが、第一章だけでも十分に楽しめる。

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