エトセトラ VOL.2

山内マリコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909910028
ISBN 10 : 4909910026
フォーマット
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;21

内容詳細

特集:We♥Love 田嶋陽子!
山内マリコ・柚木麻子 責任編集

内容
“日本でいちばん有名なフェミニスト”田嶋陽子を大特集! 世代を超えて集結した執筆陣によるエッセイ・書評や、一般投稿「田嶋陽子さんへの手紙」、そして、田嶋陽子本人へのロングインタビューなどで構成。現代のフェミ作家たち=山内マリコ&柚木麻子責任編集による、最強のフェミ・アイコン田嶋陽子へのリスペクトに満ちた一冊。あの頃、テレビで田嶋先生を観ていた、すべての少女たちへ捧げます!

【目次】
特集/We ♥ Love 田嶋陽子!

寄稿
津村記久子 扉の存在を知らせる人
石川優実 田嶋さんの「自分の足を取り戻す」と#KuTooのこと
荒木美也子 前略、田嶋陽子さま

書評:書く女〜田嶋陽子を読む
王谷晶、斎藤美奈子、北村紗衣、カナイフユキ、若竹千佐子、北原みのり、伊藤春奈(花束書房)、堀越英美

田嶋陽子ロングインタビュー “私”が生きるためのフェミニズム

マンガ
松崎りえこ 知りたい!田嶋陽子さんの“Her”ストーリー

座談会
斉藤正美×山口智美×山内マリコ×柚木麻子「私たちが田嶋陽子を好き♥」な理由

TVと田嶋陽子
武田砂鉄 キレさせていたのは誰で、何を言っていたのか
柚木麻子 12歳が出合ったフェミニズム
山内マリコ 『そこまで言って委員会NP』観覧記

投稿コーナー 「田嶋陽子さんへの手紙」

連載
編集長フェミ日記 2019年7〜8月
LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子
私のフェミアイテム 河村敏栄

etc.bookshop通信

エッセイ
ユン・イヒョン「女性について書くこと――多すぎる質問と少しの答え」(すんみ 訳)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺 さん

    田嶋陽子さんが特集された雑誌は、今のところこれぐらいではなかろうか?。ある年代の人達が、初めて知るフェミニズムの学者の代表者は田嶋陽子さんだろう。田嶋先生の著作すら読まず、テレビで怒る田嶋さんを観て、笑ったり嫌ったりした男は今も多いと思う。しかしこの雑誌を読んで、田嶋先生にごめんと謝りたい気持ちにさせられた。今よりマッチョな時代、マイノリティが笑われる時代、真面目である事が恥ずかしいとされた時代に、田嶋さんは果敢に闘った人である(今もなお)。冤罪が晴れたような言い方だが、田嶋さんの主張は正しかった。尊敬。

  • なるみ(旧Narumi) さん

    疲れている時に読んだのが悪かったのか、さらっと読了してしまいました。後日再チャレンジしたいです。

  • 明智紫苑 さん

    若い頃の私にとっては、田嶋陽子さんは『北風と太陽』の北風に見える人だった。しかし、その思い込みはメディアによるミスリードの結果だった。今の私にとっては田嶋さんは北風ではなく太陽である。実際、この人がいなければ私はフェミニストにならなかった/なれなかったかもしれない。無意識のうちに、私は田嶋さんの薫陶を受けていたのだ。田嶋さんは「女性版大槻義彦」ではなく「フェミニズム版米村でんじろう」の役割を果たしている。というか、大槻さんの「オカルト批判」自体がどことなく無意識のミソジニー臭を放っている気がするね。

  • コニコ@共楽 さん

    結構好きな若手作家のお二人が責任編集しているというので、注目。特集は「We love 田嶋陽子!」というわけで、どんな中身か興味津々でした。いまの20〜30代女性が親世代に聞けなかったことを上野千鶴子さんや田嶋さん世代に聞いていることが面白いです。フェミニズムについて教えてくださいって姿勢で、責任編集者二人が聞いた田嶋陽子インタビューに説得力がありました。ってことは、今の若い世代も田嶋世代が感じていた差別をまだ感じているってことなんでしょうね。先輩たちの偉業を受け継ぐ世代が育っている勢いを感じました。

  • jamko さん

    読み応えしかない一冊。現代のフェミニストたちによる愛に溢れた田嶋陽子評。「フェミニズムを3チャンネル(NHK )でやっても誰も聞いてくれない。だけどお笑いでやる、茶化してやれば人は聞いてくれる」「これは私のたった一人の運動」孤立無援のテレビ界で戦い続けた気概。Netflixあたりで田嶋陽子のドキュメンタリー作ってほしすぎる。今再び再評価の波が来て良かったと思う。

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人物・団体紹介

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山内マリコ

1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞し、12年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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