ドファララ門

山下洋輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794968647
ISBN 10 : 4794968647
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
381p;20

商品説明

父はドバラダ、母はドファララ
山下洋輔は1990年に上梓した『ドバラダ門』で父方のルーツを辿った。それから四半世紀を経て登場したこの本では母方のルーツを探る。血縁関係ばかりでなく、友人・知人との関係も書き進めるうちに、音楽家も政治家も赤ん坊までもが、国を超え、時代を超えて立体的な繋がりを持ち始める。母・菊代さんを中心に綴られる、朗らかでダイナミックな物語は唯一無二の面白さ。(CDジャーナル Book Review)

(CDジャーナル 2015年 3月号より)

内容詳細

祖父は司法大臣、大伯父は感化院創設者、母が遺すは“ホルーゲル”の謎!明治・大正・昭和・平成の乱世をまたぎ、自らの音楽的ルーツを探る時空自在、奇跡の自伝。

目次 : 次男洋輔、戦時下に誕生/ 三歳児、空襲と疎開を体験する/ 「洋輔はもうピアノに触っていた」/ 初恋、代田橋に散る/ 菊代、夢路を歩く/ 新天地で、菊代弾く/ 「これをやりなさい」と、母菊代/ 坂道の果てで/ 小山家創世記/ 三味線女房〔ほか〕

【著者紹介】
山下洋輔 : 1942年東京生まれ。69年、山下洋輔トリオを結成、ジャズピアニストとして国内外で高い評価を得る。83年にトリオを解散して以降は、ソロピアノ及び和太鼓やオーケストラとの共演など活動の場を広げ、世界各国で旺盛な演奏活動を展開。88年に山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。2013年にニューヨーク・トリオ結成25周年記念アルバム「グランディオーソ」をリリース。1999年芸術選奨文部大臣賞受賞、2003年紫綬褒章、12年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タツ フカガワ さん

    いつものピアノ弾き旅日記ではなく、自身に流れる音楽の血を母方の先祖に探求するという時空を超えた旅日記は、型破りの自叙伝ともいえる内容です。ヨースケさんはじめ山下一家の、人との縁というか繋がりに驚いたり笑ったり、感心しきりでした。それで思い出すのが、当時福岡にいた無名のタモリと山下トリオの奇跡の遭遇。そんなエピソードが満載で、とてもたのしい読書でした。

  • Happy Like a Honeybee さん

    日本でフリージャズを演奏しつつ、生計が立てられるのは山下洋輔氏において他ならない。戦前の斎藤実内閣で司法大臣を輩出するほど、エスタブリッシュな一族。音楽や芸術など才能で活躍する人間は、裕福な家柄が多い法則。基本的な演奏に熟知しているからこそ、フリーを演奏できるわけで。ピカソやセザンヌも構図から脱却し、美術を発展させた。山下氏の活躍に期待が高まる

  • ろま〜な さん

    洋輔氏はラジカルな演奏をする割に、上品な紳士という雰囲気の人ですが、なるほど名家のお坊ちゃまだったのだと納得。特に芸術方面で才気あふれる人たちを親戚に持つ血筋とともに、ジャズマンとしての自伝でもあり、聴き知っているミュージシャンたちがたくさん登場する大セッション的な物語が、エッセイに書かれるのとは違って一段と面白く。起承転結を考えず話が飛びまくりますが、人生とか旅とかって、そんなものでありましょう。★詳しい感想→http://tubam.kamakurablog.com/Entry/117/

  • tatemiti さん

    『ドバラダ門』は評伝小説、こちらは自伝の要素が強いかな。『ニタさん』の由来が判明し、なるほどと思った次第。 『ドバラダ門』は数時間で一気読了できたのだが、今回は半日かかった。文章が読みにくくなったのか自分の読書の体力が落ちたのか……。 ヨースケさんの世界は大好きなんだけどね。

  • oct さん

    見事!ドファララ門というタイムマシーンというのかどこでもドアなのかを駆使して、SF自伝と評伝を行ったり来たりの超絶面白譚。 気に入ったところを‥本番で何があっても間違えない秘密特訓‥全然違う曲をCDでガンガン聴きながら指だけは目的の曲をさらう‥。また、「しかしまあ。あなた、結局、よいとこのぼんぼんの、単なるお家自慢でしょうが」をタモリに言わせ「スーシーホー」と叫ばせターザン飛びをさせ逃げさすとこなど面白さ爆発だった。大きな仕掛けもある! しかも量はたっぷりある!

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