日本人は「食なき国」を望むのか 誤解だらけの農業問題

山下惣一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784259518578
ISBN 10 : 4259518577
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

規制改革で日本農業は救われるのか?現役の“百姓”が提唱する生き残るための、「本当に強い農業」論。

目次 : 第1章 農業はバクチじゃねぇんだ―カネと農業(農業の良さ、強さが活かされていない/ 豊かさと幸せは同じではないぞ ほか)/ 第2章 小規模農業こそが未来を拓くのだ―ムラと農業(なぜ「ムラ」が必要なのか考えたことあるかい/ どうだい、「ムラ起こし」でムラは起きたかよ ほか)/ 第3章 美しい農の風景はカネでは買えない―環境と農業(無事なオレたちには、なすべきことがある/ 「がんばろう」より「変わろうニッポン」じゃないのかい ほか)/ 第4章 グローバリゼーションを超えて―自由化と農業(タイ・中国雲南省編/ ラオス編 ほか)

【著者紹介】
山下惣一著 : 1936年5月、佐賀県唐津市に生まれる。農作業のかたわら、暮らしに根ざした小説や農業問題をテーマにしたルポを数多く発表し、生産者の視点から鋭い提言を続ける。1969年『海鳴り』で第13回日本農民文学賞、1979年には『減反神社』で第27回地上文学賞を受賞。アジア農民交流センター、TPPに反対する人々の運動の共同代表。平成20年11月3日生存者叙勲(瑞宝章)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • けんとまん1007 さん

    私の家は典型的な零細兼業農家で、しかも、数年前から稲作は従兄妹に委託し、畑(自家消費)だけは自分でやっている。だからだろうか、山下さんの書かれていることが、とても納得感がある。暮らしの一部なのだ。今、この国が進もうとしている先に未来はないと思う。一度、海外からの農産物の輸入が止まらないとわからないのだ。農業を農と業に分けて考えるというのも、成る程と思う。人だけでなく、生き物は生きるための糧が必要なのだが、そこが軽視されているのが今の状態。自分も思うが、少しでも、自分の手で安心して食べるということから。

  • かにーじゃ さん

    少し前にテレビで、著者の事が放送されており、本書を手にした。 日本においては、「小規模農家が重要であり今後重要視していくべき」というのが、本書で著者が最も言いたい事の様。 食べ物を作るという農業はとても大切。しかし、儲けが少ないため若い人がやらない。安い輸入食料に頼ってきた問題をウクライナ危機で気付いたので、政府が将来を考えた政策を導くべきでしょう。

  • ジュースの素 さん

    ラジオで山下さんの話を聞き、更に倉本聰さんとの対談本を読み、この本を読んでみた。 農政に携わる上の人々は東大卒などの畑をやった事のないヒトが机上で考えた事を論ずるのみ、それを何度も指摘している。農業の実態を知らなすぎると。今、農業ほど強いものはない。もっと光を当てたいよね。

  • ozapin さん

    農業を職業でなく生活ととらえないとうまくいくはずがないという。産業化論者とは真っ向から対決してしまうのだろうけど、どちらにも一理あると私は思う。

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