医学探偵の歴史事件簿ファイル 2 岩波新書

小長谷正明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004315292
ISBN 10 : 4004315298
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
18

内容詳細

歴史を動かしたあの人の病気は何だったのか?イエスの奇蹟と中臣鎌足の知られざる死の事情を解き明かし、現代世界を動かした各国首脳の病気を追究する。感染症の日本史・世界史へのインパクト、スモンや狂牛病など社会が生んだ病気の歴史、芥川龍之介やダーウィンの人生に影を落とした病気ほか、ますます鋭い歴史への眼差し。

目次 : 第1部 歴史神経内科外来(起きて歩め―イエスの奇蹟/ 傾国の笑顔 ほか)/ 第2部 権力者たちのその時(ブラディ・メアリーのご懐妊/ 太陽王のカツラと心臓 ほか)/ 第3部 感染症今昔物語(仏教伝来と疫病/ 百万遍と黒死病 ほか)/ 第4部 毒に中る(寵姫の美貌崩壊―黒ミサと毒殺疑惑/ 帽子屋と鍍金師 ほか)/ 第5部 あの人の病気は何だったか?(芥川龍之介の頭痛と『歯車』/ ダーウィンに来た病気 ほか)

【著者紹介】
小長谷正明 : 1949年千葉県に生まれる。1975年名古屋大学医学部卒業。1979年名古屋大学大学院医学専攻科博士課程修了。専攻、神経内科学。現在、独立行政法人国立病院機構鈴鹿病院長。医学博士、神経内科専門医、認知症学会専門医、内科学会認定医、名古屋大学医学部併任講師、藤田保健衛生大学客員教授、愛知医科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    邪道のファイル2から。病院の待合室で何気に手にとったこの本があまりにも興味深くて図書館で借りた。ファイル1も読まないと。しかし小長谷先生の幅広い知識をリスペクト。あまりにも医学的な部分は飛ばし読み。名古屋大学の汪兆銘の梅見てみたい。ルイ十四世の心臓が使われている絵は恐くて見れないけど。しかし仏料理が柔らかいのはルイ十四世が歯槽膿漏だったとは。狂牛病の話は怖すぎる。芥川龍之介「歯車」が偏頭痛!? アリスの秘密も薄儀の皇后の話も興味深かったけれどすぐに忘れてしまう私の脳内も小長谷先生に診断してもらいたい。

  • ユウユウ さん

    小長谷先生の医学の視点から色々なものを読み解いていくところが本当に興味深い。この著書もたいへんおもしろく読みました。

  • gtn さん

    不意の疾病により現役死した横綱として、玉の海とその師の師である玉錦を紹介。いずれも虫垂炎を起因とするもの。かつて盲腸炎くらいならば我慢し、公務を優先させる時代があった。当時の空気に同調するものではないが、今の横綱と比較すると隔世の感がある。

  • けんとまん1007 さん

    校下の図書館の分館で見つけた1冊。ファイル2ということ・・・ではあるが、こちらから読んでみた。これは、面白い!歴史を彩る人々の、なかなか表には出ないと思われる面が、とても興味深く思う。改めて、診療とは、医学とは、その変遷も含め、奥が深い。今後も、シリーズ化してほしいと思う。確かに、歴史上の人物たちも、一人に人間であることにはかわりないのだから。

  • Norico さん

    イエスの奇跡や周の褒姒が笑わない理由、中臣鎌足の死の理由など、古代史の人物に対する推理が面白い。イギリスの帽子屋と鍍金師に共通するのが水銀中毒というのもびっくり。そして人間の歴史は感染症との闘いなんだなぁと実感。黒死病といえば中世ヨーロッパの印象が強かったので、なんとなく日本で感染症はなかったイメージだった。ペストもエイズも狂牛病にもそうだったように、コロナにも打ち勝って早く平和な生活に戻れるといいなぁ

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人物・団体紹介

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小長谷正明

1949年、千葉県生まれ。1969年、名古屋大学医学部入学。1975年、名古屋大学医学部卒業。1979年、名古屋大学大学院博士課程修了。専攻は神経内科学。現在、国立病院機構鈴鹿病院名誉院長。学園紛争が荒れ狂う東京で受験時代を過ごし、入学後も名大紛争に翻弄されるカレッジライフを送った。無事卒業後、父が

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