宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 SB新書

小野雅裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797388503
ISBN 10 : 4797388501
フォーマット
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
274p;18

内容詳細

一九六九年七月二十日。人類がはじめて月面を歩いてから50年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に魂を売った天才技術者。アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。太陽系探査の驚くべき発見。そして、永遠の問い「我々はどこからきたのか」への答え―。宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイマジネーションあふれる渾身の書き下ろし!

目次 : 第1章 幼年期の終わり―宇宙時代の夜明け(ロケットの父の挫折/ フォン・ブラウン―宇宙時代のファウスト ほか)/ 第2章 小さな一歩―技術者のアポロ(嘘だらけの数字/ 無名の技術者の反抗 ほか)/ 第3章 一千億分の八―太陽系探査全史(偉大なる降格/ NASAに飾られた一枚の「塗り絵」 ほか)/ 第4章 Are we alone?―地球外生命探査最前線(命とは何か?/ 最終手段の仮説 ほか)/ 第5章 ホモ・アストロルム―我々はどこへ行くのか?(系外惑星探査の夜明け/ ペガサス座51番星b ほか)

【著者紹介】
小野雅裕 : NASAの中核研究機関であるJPL(Jet Propulsion Laboratory=ジェット推進研究所)で、火星探査ロボットの開発をリードしている気鋭の日本人。1982年大阪生まれ、東京育ち。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業し、同年9月よりマサチューセッツ工科大学(MIT)に留学。2012年に同航空宇宙工学科博士課程および技術政策プログラム修士課程修了。2012年4月より2013年3月まで、慶応義塾大学理工学部の助教として、学生を指導する傍ら、航空宇宙とスマートグリッドの制御を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    今年最初の1冊に選んで、ホントに良かった。「心の滋養」になるページをチェックしていたら、アッという間に付箋だらけに。著者は、NASAで火星探査ロボットの開発をリードする37歳、気鋭の研究者。「地球をテニスボールの大きさに縮めて想像すれば、月は2mの距離にあるビー玉である。もし新幹線の速さで行ったら53日かかる」。こんな語り口で、読み進められるので、深遠な宇宙がぐっと身近に感じらる。この本の主人公は、有名な宇宙開発のヒーローでなく、この計画に携わった名もなき技術者や作業員…清掃員まで含めた40万人全ての人だ

  • 三代目 びあだいまおう さん

    再登録。宇宙探索、地球外生命体の探求、その歴史を読みやすい文章と夢と好奇心たっぷりなポエム風で書かれた、一気読み必至?の名著です‼️地球外生命体がいる確率はほぼ100%だそうです。私も同感です。これから彼らといつか人類は出逢うだろう。でもきっと、遭遇前に人類はとっくに滅びてるんだろうな。イマジネーションという人類独自の特徴、武器を、今こそ我々皆の共通言語として、地球環境に思いを馳せたい!人類皆で!この本誰にあげようか、やっぱあいつだな‼️取っつきにくいとは思いますが、是非読んでほしい‼️🙇

  • きみたけ さん

    面白かった😄表紙の宇宙兄弟がインパクトあり。著者は、NASAのジェット推進研究所で火星探査ロボットの開発に携わる小野雅裕氏。宇宙探査に取り憑かれた技術者、科学者、小説家などイマジネーション溢れる人たちを紹介した一冊。宇宙へ飛び立つために尽力した二人の天才技術者の話。権威と常識に反抗し陰から成功に導いたアポロ計画のウラ話。無人探査機にまつわる太陽系探査の話。地球外生命探査の話など。「我々は何者か、我々はどこからきたのか、我々はひとりぼっちなのか」は永遠の課題ですね。

  • mae.dat さん

    理工学って言うくらい、理学と工学は横断的であったり、重なり合う部分が多いですよね。 本書の様に宇宙をテーマにした本は好んで読みますが、強いて言うと、理学系のアプローチから見た本がとても多いかと思います。この本は工学畑の方(ロケット屋さん)が執筆してるため、他の本と同じ題材でも新鮮に感じる部分が多い。 また宇宙工学分野の歴史は、事実でありながらSFさながらであり、なぞのワクワク感を得ながら読み進められます。小説の様にセリフこそ無いですが、脳内で補完できるかも。いや、しろ! つまりおすすめ。

  • hatayan さん

    7歳でボイジャー2号の届ける海王星に魅せられ、現在はNASAに勤める日本人技術者が語る宇宙探査の歴史と将来。 ロケットの開発を加速したのは東西の冷戦。ボイジャー計画を初めに発案した大学院生は周りから奇異の目で見られた。あらゆる大プロジェクトの裏には無数の技術者、事務員、作業員がいて夢を支えている。 今や木星や土星の衛星に生命が存在する可能性が囁かれ、太陽系外の惑星はありふれた存在に。 人類を未知の世界に駆り立てるものは「イマジネーション」。繰り返し語られる言葉に力強さと夢を感じることのできる一冊です。

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