ライブ・経済学の歴史 “経済学の見取り図”をつくろう

小田中直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326550463
ISBN 10 : 4326550465
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
追加情報
:
20cm,261,12p

内容詳細

「分配」から「失業」まで。アクチュアルな問題とむきあい、自分なりの意見を持ちたいと願う、すべてのアマチュアのために。

目次 : 序章 なぜ、いま、経済学の歴史なのか/ 第1章 分配/ 第2章 再生産と価値/ 第3章 生存/ 第4章 政府/ 第5章 効用/ 第6章 企業/ 第7章 失業/ 終章 ふたたび、なぜ、いま、経済学の歴史なのか

【著者紹介】
小田中直樹 : 1963年生まれ。1991年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東北大学大学院経済学研究科助教授、博士(経済学、東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    経済入門では経済学史を勉強するのが一番だという観点から書かれています。経済のキーワード別に項目をまとめてそれに関する経済学者の説をわかりやすく紹介してくれています。最初に経済学を勉強する人にはいい本かもしれません。

  • まさにい さん

    経済合理性という言葉が何と虚しい言葉であるかを感じながら読んでいた。理論は理論にすぎず、制度は制度にすぎない。しかし、何らかの指標がないと政治は行えない。答えはないが、正解に近い解はある。理論に拘泥するのではなく、柔軟に状況を見極めながら制度改革を行っていくしかない。そのためには、責任を持った行動と開き直りの精神が政治家には要求されるのだろう。そんなことを感じながらこの本を読み終わった。

  • 竹花 樒 - Shikimi Takehana さん

    アリストテレスに始まり、トマス・アクィナス・リカード・マルクス・ピグーと続く分配をめぐる考察の系譜を辿り、価格の決定メカニズムの問題に取り組んだスミスと収穫逓増を説明するマーシャルなどの再生産を巡る考察の系譜を検討してリカードの投下労働価値説とマルサスの支配労働価値説の対立から限界革命へのパラダイムシフトの流れを概説していく。このように「経済学」を解剖する様々な切り口を用意し、教養としての経済学を体系的に会得するべく、分配・再生産と価値・生存・政府・効用・企業・失業の七つの主題から経済学史を通観する一冊。

  • 静かな生活 さん

    80点*定義/グラフの羅列よりも明らかにこちらから入ったほうが「経済」というアイデアを触ることにかなっている。つまりいかなる学問領域において「数字」よりも先に「本質/歴史」が来たほうが結果的に「数字」が頭に入ってくるということなんだと思う。

  • inenoha さん

    「教養としての経済学」をかかげた経済学史の入門的な教科書.分配・再生産と価値・生存・政府・効用・企業・失業(この順序はおおまかな時代順でもある)といった経済学で重要なテーマごとに,その基本的な学説の考え方を踏まえてから経済学史を紹介していくというスタイル.この本は,本来は専門外の著者が大学で経済学史を講じる必要に迫られて書かれたもののようだが,それがかえって奏功して適度な精度の記述になっているように思われる.時代背景の説明も親切で,経済学(史)を学ぶための最初の一冊に適しているだろう.

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

小田中直樹

1963年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科単位取得退学、博士(経済学、東京大学)。東京大学社会科学研究所助手などを経て、東北大学大学院経済学研究科教授。専門はフランス社会経済史、歴史関連諸科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品