シティ・ソウル ディスクガイド シティ・ポップと楽しむ、ソウル、AOR & ブルー・アイド・ソウル

小渕晃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : DUBK220
ISBN 10 : DUBK220
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
207p;22

内容詳細

マーヴィン・ゲイやネッド・ドヒニー、ライ、サンダーキャットだけじゃない!
和洋ともに音楽を味わいつくした書き手たちが、「いま」聴くべき、良盤・良曲を600枚!


「全世界的なシティ・ポップ・ブーム」
「80sリヴァイヴァル~ブギー・ブーム」
いまの音楽における二大潮流を踏まえた、
1970~2010年代の洋楽 ソウル、AOR&ブルー・アイド・ソウルのディスクガイド。

いわゆる「ブラコン」ではない、ヒップホップの素になったクールでモダンなソウルを。
ギターがギンギンに鳴る「フュージョン」ではない、洗練されたグルーヴを持つAORを。
8ビートのロックではない、16ビートの心地よいブルー・アイド・ソウルを。
名曲の再発見とともに、新譜と合わせて、いま、洋楽をとことん楽しむための1冊。

※シティ・ソウルとは?
音楽制作者の深い音楽知識、リスニング体験のもとに制作される、
ソウルとジャズ、ロックなどのクロスオーヴァーにより生まれるポップ・ミュージック。
70年代の古典から、現在の音楽シーンの主流となったハイブリッドなソウル/ポップスまで。
本書では、ヒップホップ以降の「耳」にフィットするある種のグルーヴを備えた楽曲をセレクトし紹介します。

<レヴュー執筆陣>
小渕 晃(元bmr編集長)
梶本 聡(ベイビー・レコーズ)
駒木野 稔(diskunion / Kissing Fish Records)
関 美彦(SUNDAY GIRLS)
高木 壮太(CAT BOYS / 井の頭レンジャーズ etc.)
高橋 一(思い出野郎Aチーム)
林 剛(R&Bジャーナリスト)
福田 直木(BLUE PEPPERS)

<インタヴュー・ゲスト>
冨田 恵一(冨田ラボ)
クニモンド瀧口(流線形)
DJ JIN(RHYMESTER / breakthrough)
G.RINA

<おもな内容>
1、1970~1974
ニュー・ソウルの時代:「洗練」「内省」「深化」
2、1975~1979
ディスコ、クワイエットストームとAOR
3、1980~1983
ダンス・ミュージック~ブギーの最初の黄金時代
4、1984~1987
打ち込みサウンドの発展
5、1988~1994
レアグルーヴ~サンプリング時代のシティ・ソウル
6、1995~2008
ネオ・ソウルと、クロスオーヴァーするポップス
7、2009~2018
ソウル+ポップス:00~10年代音楽のメインストリームへ

【著者紹介】
小渕晃 : 1969年生まれ。TOWER RECORDSアルバイト、CISCO勤務を経て、1996年から2010年まで音楽雑誌『bmr(ブラック・ミュージック・リヴュー)』編集、後に編集長。現在はフリーのライター、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 「City ”Pop”」に派生した「City ”Sou...

投稿日:2018/12/17 (月)

 「City ”Pop”」に派生した「City ”Soul”」という切り口に興味をそそられ、「ディスクガイド」と打ち出しながら、中身は収録曲をセレクトした楽曲解説という踏み込み方に共感させられました。  かつて『全米TOP40研究読本』というBillboard誌のヒットチャートを下敷きとした複数筆者による楽曲解説本がありましたが、まさにそのスタイルを踏襲し、ブラック・コンテンポラリー(個人的にはAORとは一線を画しておきたい)に軸足を置いて編集されています。  アルバム・ジャケットも掲載されているので、カラー刷りというのが嬉しいところでもあります。  個人的には80年代までがストライク・ゾーンなのですが、定番曲のみならず、「このアルバムでこの楽曲を選ぶとは…」といった意外な拾い物もあったりして、眠っていたお宝の発掘にも一役買っています。  未開の90年代以降の鉱脈については、今後じっくり付き合うこととして、まずは所有アルバムに埋もれた推薦曲の掘り起こしに勤しんでみようかと思います。  個人的には、年代の節目ごとに添えられたニッチなコーナー企画である「J Pop」のセレクション(10選)に、賛否も含めて、目を奪われてしまいました。

ねずみ さん | 山口県 | 不明

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人物・団体紹介

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小渕晃

1969年生まれ。TOWER RECORDSアルバイト、CISCO勤務を経て、1996年から2010年まで音楽雑誌『bmr(ブラック・ミュージック・リヴュー)』編集、後に編集長。現在はフリーのライター、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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