小泉武夫 食のベストエッセイ集

小泉武夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784905130154
ISBN 10 : 4905130158
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
271p;19

内容詳細

アマゾン河に蟹を、街の裏通りにコロッケを求め、中国の田舎食堂では料理対決し、食魔亭で納豆との深くあやしい関係を築き、涎ピュルピュルの地鶏の唐揚げ、甘みジュルジュルの伊勢海老、味覚極楽急行の豚汁、うまさに頭の中が真っ白に…。食の「名文」厳選54篇。

目次 : 第1章 頬落舌躍(自慢丼/ 泥鰌鍋 ほか)/ 第2章 味覚極楽(中国食材考/ カニクイザル ほか)/ 第3章 美味求心(悪魔のライスカレー/ コロッケ ほか)/ 第4章 活力自在(江戸の妙薬/ 牛肉のたたき ほか)/ 第5章 食魔亭レシピ(目張の煮付け/ 焙り鮪 ほか)

【著者紹介】
小泉武夫 : 農学博士。専攻は醸造学・発酵学・食文化論。1943年福島県の酒造家に生まれる。現在、特定非営利活動法人発酵文化推進機構理事長、東京農業大学名誉教授、鹿児島大学、琉球大学、別府大学、新潟薬科大学、広島大学大学院医歯薬保健学研究院、石川県立大学の客員教授ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    小泉武夫先生が雑誌や本として出版された中から選んだエッセイ集。小泉先生は言わずとしれた発酵食品、臭いものや珍食材の料理の大家。最近グルメ番組でよく見かける料理を口に入れた瞬間に「おいひー」とか「うまい」を連発するタレントと深さが違う。銀座や赤坂のレストランあるいは料亭で出される料理とは違う。多くの食材をうまい、まずいをちゃんと確かめていてこそ本当のグルメだと思う。図書館本。

  • トムトム さん

    オノマトペの達人、小泉先生!ペナペナ・ピュルル・コピリのコピリンコ♪味の表現が美味しそう。欲望に忠実でそれを極めている人はすごいなと思います。発酵学の権威、世界中のクセの強い食べ物を「うまいうまい」と食べられるジュラルミン製胃袋をお持ちだそうな。私の知人もたまに会費1万円のホームパーティーを開いてくれます。料理好きお酒好きで、高級食材を惜しげもなく用意。朝から美味しいものを食べ美味しいお酒を飲む宮廷のような1日です。最後は奥様がみんなを自宅まで車で送ってくれる、1万円が安く感じる会。最近、やってないなぁ…

  • Tomomi Yazaki さん

    目次を見るだけでも楽しそう。はやる心を落ち着かせて、さてさてどんな塩梅でしょうか。章毎の題名も、食に対する飽くなき探求心とユーモアに彩られ、ワクワクが止まりません。先生が酒を飲むときのコピリンコも良い表現。美味しい物を食べる描写でピュルルーと涎が出てゴクリと喉が鳴っちゃいます。挿絵や写真がない分、先生の文章から想像するその美味しさは計り知れない。その中に先生の伝えたい人生の過ごし方もあると思います。それを一番感じたのが『下拵え』です。どんな人の、どんな職にも通ずるベストエッセイです。

  • おりがみ さん

    「食」を起点に愉快な体験談あり、うんちくあり、こだわりの食べ方ありのにぎやかな一冊です。発酵食品の効用、元気が出る食べ物の紹介はもちろんですが、おむすびの語源、正月料理の伝統などコアなエッセイも多く収録されています。私はなかでも第三章「美味求心」が特に印象に残っています。江戸時代の商人、灰屋紹益のエピソードはすこし毛色が違いましたが味わい深いものでした。「食」に対する暑苦しいほどの想いがぎっしりと詰まっています。

  • funkypunkyempty さん

    ★★★★ テレビ番組で見て話が面白かったので読んでみた。豪快なキャラのまんまの文体、全部美味しそうだったなぁ、お見事!

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