地球怪食紀行 「鋼の胃袋」世界を飛ぶ 知恵の森文庫

小泉武夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334783471
ISBN 10 : 4334783473
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,277p

内容詳細

ストックホルムで地獄のカンヅメに仰天し、アラスカでヒラメを肴に南部牛方節を唸り、中国で硬い硬い水牛股肉ステーキを爆食し、オーストラリアでマグロ焼いて火事騒ぎし、ウガンダで猛烈に臭いバナナ酒で大宴会し、日本の自宅ではカラスミ作りを楽しむ…。ご存じ「食の冒険家」小泉先生による、愉快全開、世界の食エッセイ。

目次 : ニンニン食いの心理/ 地獄のカンヅメ/ カモ食い大魔王/ 貝人二十面相/ 世界一臭いエイ/ 干物とワインの不思議な関係/ サクラ肉は馬勝った/ ウナギ丸かじり/ 私はメン食いである/ 羊男まどろむ/ 怪しい酒、効く酒/ 王様の卵/ カラスミ争奪戦/ ステーキは素敵/ 身を焦がすマグロ/ ヒラメ食べて、マイケル・ジャクソンを踊る/ 臭い鮓、臭い酒に涙する/ ウサギ美味し、かの山/ ソーセージ夫婦の優雅なもてなし/ 異端児のソーセージ/ 片思いを忘れるアワビ/ 毒を以て酒を制す/ 植物ビフテキ「茸」/ 肝臓肴に男泣き

【著者紹介】
小泉武夫 : 1943年、福島県の酒造家に生まれる。農学博士。東京農業大学教授。専門は発酵学、食文化論。「食の冒険家」を自称し、世界中の民族の食文化を調査し、執筆活動を続けている。開高健を文筆の師と仰ぎ、多彩なエッセイ・小説などを著す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    著者は発酵学の教授。バイタリティの塊のような人。ここでも、世界を駆け巡って怪食三昧、鯨飲馬食の限りを尽くす。これは私には絶対に無理だなと思われるものは、スウェーデンの地獄のカンヅメ「シュールストレミング」(モノはニシンなのだが、地獄の釜を開けたように臭いらしい)と韓国のホンオ(エイの干物だが、これも強烈なアンモニア臭が襲いかかる)。手近なところでは琵琶湖の鮒鮓か。この人は、とにかく何でも食べるし、何でも飲む(もちろん、常に現地のアルコール)のにはもう唖然とするばかり。もう一つ感心するのは中国食材の奥深さ。

  • AICHAN さん

    図書館本。著者は「ハガネの胃袋」「走る酒壷」「味覚人飛行物体」という渾名をたてまつられている大食通。いわゆるゲテモノも何するものぞ。世界の果てまで行っては何でもかんでも平らげ飲みまくる。東京農大の教授だが、文章から想像するにどうやら性格は少しも堅くなく、実にやわらか。軽妙な文章を読んでいるとゲテモノがそうでもなく思えてくるから奇妙だ。好き嫌いが多く腸の弱い私(賞味期限切れのものを食べただけで夢の超特急になる)としては実にうらやましい人。もっと食って飲めや、教授! 東京農大、給料上げてやれよ。研究費だよ。

  • Bo-he-mian さん

    '90年代後半から2000年代ぐらいにかけて、NHKの紀行番組に面白いオジサンが出ていた。中国の山奥の少数民族の村に行って、何十年も漬けたまま、表面にウジ虫がわいてるような樽の中から発酵食品を取り出して「ウメェ〜!」とか言いながら何でも食っちゃう、まさに食のインディ・ジョーンズ。このヒトの手にかかれば、フツーの日本人がはなから引いてしまうような辺境の食い物も堪えられない美味と化す。ある時ふいに、この人が文章を書いてたら面白いに違いないと思ったら、想像を超越する破天荒さだった。それが小泉武夫センセイである。

  • Endo Takafumi さん

    この方の文章、少しねちっこいんですが嫌いじゃありません。最初のニンニクの話なんて読むとヨダレだらだら。さっそく自分でニンニクのたまり漬けを作った程です。 内蔵や手足はキモい、それは見た目があれだから食べられない、という前にまず食って味で判断したら?と言われている気がしました。綺麗な食べ物ばかりに囲まれて人間は生き物としてひどく潔癖で弱っちくなってしまったのかと思うとなんだか。

  • たまきら さん

    NHKでこの先生のドキュメンタリーを見て吹っ飛んだ思い出があります。なんでもためらわず口にポイッとおしこむその漢っぷりに惚れました。で、この人の本を大量に買い込んで今に至ります。…ホンオフェはモッポで自分も食べました。すごかった…。

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