心 日本の内面生活がこだまする暗示的諸編 個人完訳小泉八雲コレクション

小泉八雲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309024349
ISBN 10 : 4309024343
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
421p;20

内容詳細

珠玉のエッセイ・評論全15編。待望の新訳・決定版。『心』刊行120周年記念出版。日清戦争の勝利に沸く国を見つめ、日本と日本人の未来まで予見したハーンの代表作。

目次 : 停車場にて/ 日本文明の真髄/ 門づけ/ 旅日記から/ 阿弥陀寺の比丘尼/ 戦後に/ 春/ 趨勢一瞥/ 業の力/ ある保守主義者/ 神々の黄昏/ 前世の観念/ コレラの流行期に/ 祖先崇拝についての若干の考察

【著者紹介】
小泉八雲 : 1850年、ギリシャ生まれのイギリス人。作家、英文学者。本名、ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)。十九歳で単身渡米し、ジャーナリストとして活躍。1890年、来日。松江の小泉節子と結婚。1896年、日本に帰化。松江中学、第五高等学校、東京帝大などで英語英文学を講じながら、欧米に日本に取材した著書を十数冊刊行。1904年、死去

平川祐弘 : 1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授、比較文学史家。フランス・イタリア・ドイツに留学し、北米・フランス・中国・台湾などで教壇に立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shinano さん

    自分が日本人かどうかがわかる絶品書★   自分にも日本民族の精神性的遺伝があるかがわかる。  ただ感動、などという安易な言葉では言いたくない、魂魄に情の明暗グラデーションを水彩画化されたような優しく哀しい切ない何かが生まれる。西洋人の日本人とその倫理観理解に大きく貢献し絶賛された 「停車場にて」「阿弥陀寺の比丘尼」「業の力」。西洋人ハーンの対西洋人への日本人の生活と習俗の紹介がぼくら今の日本人が読んでもじんとくる。 「ある保守主義者」これは名作である。

  • あまね さん

    読むのに時間と根気がいりましたが、読了できてとても満足です。小泉八雲の日本への愛を感じています。そして、日本的霊性が外側から見た時どううつるのか?というのも、とても興味深かったです。神道、仏教が根底にある日本性が論理的に書かれていて、感覚として感じていたものが整理できた気がします。

  • トムトム さん

    世界にほこる日本文化を再確認した。荒ぶる神様を鎮めるお祭りをする日本人。荒ぶる神=西洋では悪魔。日本人は悪魔崇拝だ!正しい神を信仰させなければ!で、それはちょっと違うんじゃない?と書く小泉八雲さん。キリスト教徒になったとある娘さん。周りはあまり気にせず見守っていた。ある日娘は両親の位牌を川に捨てた。キリスト教ではない宗教だから。それを見た周囲の人、ご先祖を捨てるなんて許せん!村八分。何の宗教でも良いけど、ご先祖は大切に。それが日本。日本人とはどんな民族なのか、外国の人に教えられた。お恥ずかしい!

  • nobu さん

    時代の古さを感じさせないです

  • naniwoyomu さん

    おすすめ。 #興味深い #美 #鋭い考察 #名文

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小泉八雲

1850年、ギリシャ生まれのイギリス人。作家、英文学者。本名、ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)。19歳で単身渡米し、ジャーナリストとして活躍。90年、ハーパー社の通信員として来日し、翌年、松江の小泉節子と結婚。96年、日本に帰化。松江中学、第五高等学校、東京帝大などで英文学を講じ

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