午後の音楽 集英社文庫

小池真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087467109
ISBN 10 : 4087467104
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
16cm,335p

商品説明

メールだけで描かれる、新しいカタチの恋愛小説
離婚した由布子は、妹・美晴の入院中、妹の夫の龍士郎と、息子の航太の面倒を見ることに。
メールで龍士郎とやりとりを重ねるうち、惹かれ合ってゆくが…。新たな大人の恋愛小説。

内容詳細

父や母、妹との距離感がつかめなかった少女時代。夫に別の女性がいたとわかったときの喪失感や娘に与えてしまった心の傷。胸の中にそっととどめておいた様々なことを、いつのまにか打ち明けてしまっていた。音楽をふたりで奏でるように。メールで言葉を紡ぎ合う。こんなにも共鳴し合える人に出会ったことの驚きと喜び。それなのに相手は義弟、妹の夫…。メールで綴られる新しい形の恋愛長編。

【著者紹介】
小池真理子 : 1952年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で第5回島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    どんなイケメンでも、どんな才能あるオトコでも、こんな長文のメール連日送ってこられたら、あたしならヒく(笑)

  • じいじ さん

    これは、夫婦の倫理観に縛られて読んでは、つまらない小説になってしまうと思う。妹の夫(義弟)と義姉との不倫の恋。自立した大人の二人が、越えてはならない倫理の枠の中で純粋に本心をぶつけ合う大人の恋。感情移入しないよう努めたが終始冷静ではいられなかった。メールの交換だけで全編を描き上げた作品。ダレないで読ませる筆力は流石である。若い恋人同士のような恋メールの文面に若干の違和感を覚えたが、純真、純粋な恋には年齢の壁は無用なのであろうか。家族とは、家庭とは、そして夫婦とは何か?を読み手にも問うているように思った。

  • machi☺︎︎゛ さん

    妹の旦那、義弟に恋心を抱く由布子。義弟も由布子の事を好きになっていく。メール形式で話が進むパターンだから長文になるのは致し方ないけど、実際にあの長文メールを1日に何回も送られると恋も冷める。不倫でなければ大人同士のキレイな恋愛だけど、一線は超えないとか言ってても身内内の恋愛はキレイなものではない。

  • キムチ27 さん

    案の定というか、やっぱりメールは怖い。人の心を果てしなく溶かして行く、知らず知らずの内に。そして相手の心にじんわり浸み込んでいくよ。リアルに語るコミュより仮想空間が広がる。手練手管に長けた職人小池さんのことだから、それはお手の物。義理の中年男女の一時の甘い香り、午後の音楽っていうテーマへには繋げてくれなかった。ま、アヌーク・エーメ、トランティニアンとくりゃ甘々の香りだけど、ペニーレインねぇ~。ザ・ロング&ワインディング・ロードじゃ雰囲気を壊すのかな。

  • カブ さん

    義姉と義弟の大人のメールのやり取りは、初めから禁断の恋の予感。お互いの気持ちが深まって行くのがリアルで、ドキドキします。一線を越えそうで、そうならない焦れったい感じが何とも言えない感じです。

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