黒死館殺人事件 まんがで読破

小栗虫太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781604701
ISBN 10 : 4781604706
フォーマット
発行年月
2010年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,186p

内容詳細

プロヴァンヌの城壁を模した降矢木家の館「黒死館」。この館に住まう人たちを陰険朦朧たる怪事件が次々と襲う。刑事弁護士である法水麟太郎は、神秘思想・占星術・心理学・暗号学など多岐にわたる西洋知識を駆使し黒死館の謎にせまる。日本三大奇書のひとつに数えられ、「アンチミステリー」といわれる小栗虫太郎の代表作を漫画化。

【著者紹介】
小栗虫太郎 : 1901‐1946。東京出身の推理小説作家。本名小栗栄次郎。京華中学校卒業後、小説家を志す。『完全犯罪』の執筆により探偵小説家として文壇デビュー。超人的なまでの西洋知識をふんだんに使ったペダントリー的作風で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 麦ちゃんの下僕 さん

    麻耶雄嵩『翼ある闇』のレビューでいくつか「『黒死館殺人事件』のオマージュ」とありましたので、この機会に読んでみようと。原作も積んでいますが時間がかかりそうですので、今回はこちらを(笑) なるほど…“三大奇書(or四大奇書)”に数えられるだけのことはある、実に難解な作品ですね(苦笑) ファイロ・ヴァンスくらいの衒学趣味ならまだ可愛げがありますが…この法水麟太郎にはうんざりです(苦笑) シンプルな事件を自分でどんどん複雑化しているような!? まぁとりあえず『翼ある闇』とのいくつかの共通項は確認できました(笑)

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    小栗虫太郎の高名な推理小説を漫画に。日本三大奇書の1つらしい。もう1つは夢野久作『ドグラ・マグラ』だろうが、あと1つは何?。戦時中、この本を戦地に持って行った人もいると澁澤龍彦の本か何かで読んだ記憶が。原作は読んだ事はないが、確かにこれ1冊持っていれば退屈しないだろう。衒学的で空想的でロマンティックな知識の塊であるのは本書でもわかる。という訳で読んでみた。………何じゃこりゃ。私はミステリーが苦手なのでそう思うのかも知れないが、めんどくさい事山の如し。いびつな知識にいびつに答える別世界。原作読んだ人向けか。

  • ☆よいこ さん

    マンガ版。刑事弁護士である法水麟太郎(のりみずりんたろう)が、降矢木(ふりやぎ)家の屋敷「黒死館」で起こった連続殺人事件の謎を解く。いわく付きの洋館は様々なカラクリがしこまれる。外国から連れてこられた4人の子供、等身大の自動人形、遺体に残された紋章の傷跡。薬物室の鍵が図書館で見つかり、薬品の盗難が明らかになる。意味ありげに送り付けられるファウストの言葉…、果たして自殺したと言われる当主降谷木算哲は本当に死んだのか?▽オカルティズムに溢れた古典ミステリ。原作本も持ってるけど読みにくくて未読。いつか読む。

  • bluemint さん

    40年以上前に原作にチャレンジしたが10ページで挫折。埋めつくす衒学を除けば骨子は比較的シンプルなのでは、という予感はあったが、何しろ奇書というだけあり全く歯が立たない。爾後本を読み続けなまじっかな本には負けないという自負ができたが、今度は体力気力が衰えてきた。偶然この漫画版を見つけ読んだ。簡単に表現してくれたのだろうけれど、これでも理解の範疇を超えている。現代では通用しない情報内容なので、表面的なストーリーを追うだけにしないと、完全理解はできないだろう。よく読めるだけの形にしてくれたと感謝。

  • 羊のふかふか さん

    もっと成長してから原作に挑戦したいと思います。

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人物・団体紹介

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小栗虫太郎

1901年、東京の酒問屋の家に生まれる。22年四海堂印刷所を設立。33年、甲賀三郎の推薦により「完全犯罪」を小栗虫太郎名義で「新青年」に発表。探偵小説家として注目される。46年、執筆中に脳溢血で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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