天獄と地国 ハヤカワ文庫JA

小林泰三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150310301
ISBN 10 : 4150310300
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,436p

内容詳細

〈受賞情報〉星雲賞日本長編部門(小説)(第43回)

【著者紹介】
小林泰三 : 1962年京都府生まれ。大阪大学基礎工学部卒。同大学院基礎工学研究科修了。1995年、「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞して作家デビュー。以降『人獣細工』『肉食屋敷』などの作品集で、緻密な論理とグロテスクなイメージを特徴とするSF・ホラー短篇の名手としての評価を確立した。2001年発表の『AΩ』、2002年発表の短篇集『海を見る人』(ハヤカワ文庫JA)で、日本SF大賞に連続ノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一点だけ。読了すると表紙の時点で凄まじい...

投稿日:2013/08/20 (火)

一点だけ。読了すると表紙の時点で凄まじいネタバレと気づくが、要するにこれはダイソン球殻の外から中に入ろうとする物語なので、最後に眼にする核爆発は太陽のそれだろう。

emanon さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GaGa さん

    短編小説を長編化した作品。私は短編は読んだことはないのだが、ワンアイディアとしてはありだと思うし、発想自体は楽しめるものだと思う。でも、これ、ただ単に引き伸ばしただけじゃないか?作者はあとがきで、そうではなく、語られなかった部分を提示したというが、そういう見方をしても、短編読んでいない立場のものを面白がらせる要素に欠けている。

  • miroku さん

    無茶な設定だけどね・・・。面白いからいいや♪

  • 烟々羅 さん

    短編版、および関連作品の設定に冒険を加え、詰んだ状態から未来を掴もうというはなし。未完である。 たとえばこのテーマを若き日の山田正紀氏が描いたら、どのように料理しただろうか。逆にあの当時の山田正紀氏の、ふっきれて爽快な冒険譚になる代わりに二極対立のマンネリズムになることを避けたからこそ、このようなリズムの作品になったのかなどと考える。 エンターテイメントになり切れなかった憾みはあるが、エンターテイメントに徹しても読者が分散してしまういまの市場においては、小林氏らしさを追求するのもまたひとつの商業戦略だろう

  • ヒロユキ さん

    戦争や自然破壊をやめられない社会への皮肉…と受け止めればいいのか。…だけど…「ちょっとー!ここからでしょうよー!」が読後の第一声…あとがきの『物語の語られていない他の部分に関してもいつか執筆する機会があればと思うのである。』…って『…思うのである。』じゃなくて、その機会をなんとしてでも作ってください!お願いします!ヤスミン先生!

  • まつじん さん

    壮大な思考実験でしょうか。ラストがあんまりです。もっとスッキリとした”解”が欲しかったなぁ。

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人物・団体紹介

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小林泰三

デジタル復元師、鑑賞学者。1966年、東京都生まれ。大学卒業時に学芸員の資格を取得。大手印刷会社で美術のハイビジョン番組に携わる。美術の知識と美術業界のノウハウを駆使して、美術品のデジタル復元を手掛ける。その先駆者として高く評価され、ハイビジョンアワード、マルチメディアグランプリ、ユネスコシネマフェ

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