死の秘密、“希望”の火 煉獄のフランス現代哲学 下 水声文庫

小林康夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801005204
ISBN 10 : 4801005209
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
421p;20

内容詳細

「隣人」としてのデリダ、ナンシー、デュラス!そのたびごとの「過激な問いかけ」に、ダンスをするように応答すること―フランス現代哲学の星座の中を駆け抜けた著者による、「友愛」の実践としてのフィロソフィア。論文、書評、対談、エッセイをはじめとした、あらゆる形式のテクストを収録。

目次 : 第4部 死の秘密、Merci―ジャック・デリダ(「アレテイアのよるべない特異性」/ “エクリチュール”の衝撃/ 何を尊敬しなければならないのか?―八〇年一一月二六日/ 死と欲望―民主主義について/ 書評テクスト―火の場処なき場処)/ 第5部 さまざまな出会い―エキノクスの城・希望の実験室(星々、遠くまたたいて/ 来るべきものを見守るために―ラクー・ラバルトとナンシー/ 共同体・倫理・他者―ブランショとレヴィナス/ 生の絶対的な肯定性―ドゥルーズとガタリ/ 恐怖・愛・美―デュラス/ダミッシュほか/ 書評テクスト(文学)―「生は秘密なのだ」/ 書評テクスト(人文科学)―「唯一の驚異、それは言語なのである」/ 美、ディスコルディアとして―H・ダミッシュへの返答)/ 第6部 “人類”という“非人間”のための責務(Je vous aime/ 危機と対峙する「知」―センプルンに学ぶ/ フィロソフィア、火/ “返歌”水のあはれ、灰にこたえて)

【著者紹介】
小林康夫 : 1950年、東京都に生まれる。東京大学名誉教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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