独房・党生活者 岩波文庫

小林多喜二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003108840
ISBN 10 : 4003108841
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
15cm,244p

内容詳細

監獄より愛をこめて!俺は南房No.19共犯番号セ‐63、囚人いかに生くべきか。笑い満載のオムニバス「独房」と伏字に削除で満身創痍の遺作「党生活者」。共産党大弾圧時代の党員は工場へ隠処へ街頭へ―その苛烈な日々。闘う多喜二の東京小説。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    共産党弾圧時代は闘いの時代でもあったのですね。苛烈な日々を描いたことで、当時の人々のあり方が伝わってくるようでした。

  • 優希 さん

    再読です。『党生活者』が身に刺さりました。日本労働史の苛烈な日々と戦う姿がありありと浮かんでくるようでした。共産党大弾圧の時代は闘いの時代であったのだと改めて思わざるを得ません。

  • jahmatsu さん

    想像していたよりかなり緩かった。多喜二のプロレタリア的な面ばかりでなく、作家としての一面が垣間見える。 当時の共産党員としての活動がいかにへビーであり、突き進んでいく思想には熱を感じる。そしてポジティブ。  これが最後の作品となり29歳で虐殺か、、無念でならない。

  • まどの一哉 さん

    「党生活者」:日本労働運動史をまったく知らないわけでは無いが、やはり小説の形で読むと、ありありと身に迫って格別である。いかにして官憲の目をくぐり非合法の活動を持続するか。そのなみなみならぬ注意と工夫が、ヒリヒリと緊張感があってスリリング。しかしなにぶん実話ベースなので読んでいて楽しいといったものではない。

  • メイロング さん

    あれ、笠原は? 独房はコミカルとリアルが同居した感じで好き。党生活者は、むしろ蟹工船より現代的にぐっとくる向きが強いと思う。発表当時も笠原問題があったことが解説で書かれていたけど、現代なら小説の主人公が道徳的な人間でなくてもいいとわかるんだけど、当時はそうじゃなかったのかな。ラスト近くで主人公の名が佐々木だと明らかになったのがびっくり。そういえば小林多喜二は私小説じゃなかったね。

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人物・団体紹介

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小林多喜二

秋田県出身。小樽高等商業学校卒業後、北海道拓殖銀行に就職するが『蟹工船』を発表し、解雇され上京。プロレタリア文学の旗手として注目される。当時非合法の日本共産党に入党し、左翼活動に注力するが、内通者によって特高警察に逮捕され、苛酷な拷問により29歳の若さで獄中死した(本データはこの書籍が刊行された当時

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