逸翁自叙伝 阪急創業者・小林一三の回想 講談社学術文庫

小林一三 (実業家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062923613
ISBN 10 : 4062923610
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

顧客とは創造するものなり。電鉄事業に将来性を見た男はいかなる手を打ったのか。沿線の土地買収、郊外宅地の開発と分譲、少女歌劇…。誰も考えつかなかった生活様式を生み出した彼も、若き日は仕事はしても評価はされず、放蕩に明け暮れる問題銀行員と目されていた。大正・昭和を代表する希代のアイデア経営者による自伝の傑作。

目次 : 第1章 初めて海を見た時代/ 第2章 二十代/ 第3章 その項の大阪/ 第4章 その項の名古屋/ 第5章 その項の大阪(再び)/ 第6章 その項の三井銀行/ 第7章 大阪町人として/ 第8章 結び

【著者紹介】
小林一三 : 明治〜昭和期の実業家、政治家(1873〜1957)。山梨県巨摩郡河原部村(現・韮崎市)に生まれる。慶応義塾卒業後、三井銀行入社。箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)創立に参加して専務、のち社長。宝塚少女歌劇、東宝映画などを創設。第2次近衛内閣の商工相、幣原内閣の国務相、戦災復興院総裁を歴任。戦後、公職追放解除後に東宝社長。逸翁は号(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tadashi_N さん

    ここぞという時に全力を尽くし、流れを見極めることができる人が成功する。

  • ふね さん

    #50 ★★★ 阪急グループの創始者、小林一三の自伝。大阪に来たからには知っておこうと思い読んだ。小林翁の生い立ちから阪急を興し、拡大させていく様が追えてよかった。慶應義塾の先輩とは知らなかったし、宝塚歌劇団への思いも知れた。また、私の好きな「お金がないから何もできないという人は、お金があっても何もできない」という名言への理解が少し深まった気がする。(阪急黎明期の資金繰りには相当苦労したようだ)。もっとこの人のことを知りたいと思えた一冊。

  • 筑紫の國造 さん

    阪急創業者、小林一三の自伝。解説まで読むとよくわかるが、小林が作り上げたのは一私企業ではなかった。鉄道沿線に住む人々の生活様式や文化と言う、「日本の中流文化」そのものを作り上げた。現在鉄道会社がやってることは大体小林が始めたことだ。自伝を読むとわかるが、あえて時代を先取りしたと言うより、自然とそう言うアイデアが湧き出てくる人だったのだろう。ただ、自伝は小林の人生の半ばで終わっており、阪急百貨店や東京進出、大臣としての失敗などは書かれていない。その点はとても残念。

  • siomin さん

    阪急電鉄の創立者で発展させた小林一三の回想録。自叙伝というよりは,思い出を語っている感じがします。阪急を発展させるまでには紆余曲折や失敗がたくさんあるし,現在は阪急は阪神を買収したけど,それ以前にも合併計画が何回もあったとは。小林一三は慶應義塾出身でその思い出話についても個人的には楽しめた。三田のあの狭いスペースに福沢諭吉が住んでいたし,寄宿舎もあったとは。

  • yyhhyy さん

    本人が雑誌連載したもののまとめ。半分は三和銀行時代の窓際で優雅に暮らしていた話でビジネスの話は多くない。

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