決定版 広島原爆写真集

小松健一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585270232
ISBN 10 : 458527023X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
245p;27

内容詳細

70年前、8月6日8時15分、広島―
未公開写真も含めた398点が、人類史上かつてない惨劇を克明に語り伝える。決して忘れてはならない恐怖と悲しみの記憶。

【本書の特色】
1.『決定版 広島原爆写真集』『決定版 長崎原爆写真集』ともに初公開作品を含み、合計で800点近い写真を収録。
2.配列順は、撮影された年月日順を原則とし、時間の経過とともにその後の推移をたどることができる。
3.写真キャプションは日本語と英語を併記し、多くの人に理解できるようにした。
4.巻末に、広島と長崎をともに撮影した林重男と松本栄一の対談「原爆を撮った男たち」を収めるほか、撮影者・撮影当時の様子を詳述した解説を付す。

著者について
「反核・写真運動」
核兵器の廃絶と非核三原則の厳守を求め、ジャンルを超えた写真家、写真評論家、写真業界の代表など552名の呼びかけにより、1982年に発足。広島・長崎を撮影した原爆写真の収集、ネガの複製保存、出版物の刊行、展示などの活動を行っている。

小松健一(こまつ・けんいち)
1953年岡山県生まれ。世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族をライフワークに地球巡礼をしている。また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追い続けている。公益社団法人日本写真家協会会員、協同組合日本写真家ユニオン会員。主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』(インデックスコミュニケーションズ、2005年、日本写真協会賞年度賞)、『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など。

新藤健一 (しんどう・けんいち)
1943年、東京生まれ。元共同通信社カメラマン。帝銀事件・平沢被告の獄中撮影やダッカ事件、朴大統領暗殺事件、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、スーダン、ソマリア紛争を取材。共同通信社写真部デスク、編集委員。定年後は明星大学、東京工芸大学、立教大学非常勤講師を歴任、東日本大震災を取材。『見えない戦争』(情報センター出版局、1993年)、『疑惑のアングル』(平凡社、2006年)の著書がある。潜水士。「反核・写真運動」運営委員。

【著者紹介】
小松健一 : 1953年岡山県生まれ、群馬県に育つ。世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族をライフワークに地球巡礼をしている。また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追い続けている。公益社団法人日本写真家協会会員、協同組合日本写真家ユニオン会員。主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』(インデックスコミュニケーションズ、2005年、日本写真協会賞年度賞)、『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など多数

新藤健一 : 1943年、東京生まれ。元共同通信社カメラマン。共同通信社写真部デスク、編集委員。定年後は明星大学、東京工芸大学、立教大学非常勤講師を歴任、東日本大震災を取材。潜水士。「反核・写真運動」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 彼岸花 さん

    投下直後の、爆心地に近い写真から始まる。命の危険を顧みず、シャッターを押し続けた人々の貴重な記録である。止まった電車、止まった時計。熱傷と放射能障害の苦しみ、悲しみ。一瞬で、全てが奪い去られる、核の恐ろしい破壊力。直視し難い現実がそこにある。被爆者であっても、援護、救済が受けられない線引きに愕然とする。米軍基地の辺野古移設には、核絡みの問題が秘められていると知った。「核兵器を廃絶して平和な世界を。」コロナ禍で、先行き不透明な状況だが、私たちに何ができるか問われている。再び過ちを繰り返さぬように。

  • takao さん

    ふむ

  • のぶ さん

    被爆直後の広島の様子をちゃんとは知らないまま「戦後」の歳月を長く生きてきてしまってた自分に本書を通じて初めて気がつきました。もちろん広島を訪れたことはあって、たとえば薬研堀の町並なぞは知ってるくせに、爆心地がどこだったかも本書を読むまで(漠然とドームの近所だろうぐらいにしか)認識してませんでした。いや驚きました。(本書はたぶん地元で収集されたもの限定だろうけどそれでも)これだけ多数の写真が残されてたんですね。えげつない写真も多々ありますが、戦争というものを知るために、皆が(特に若い人)見ておくべき本です。

  • そーすけ さん

    227*死体写真は2点のみ。痛々しい被爆者の姿。瓦礫の間に咲くカンナ。袋町国民学校の「伝言」は、この前『壁に残された伝言』を読んだばかりだったので、写真を見られて良かった。同じような構図の写真が多い。また、画像が小さかったり、不鮮明でよく分からない写真もある。写真家たちの貴重な証言も掲載されている。きな臭い昨今だからこそ、直視しなければいけない過去の歴史だと思う。

  • くらーく さん

    灰燼に帰した街の様子が良く分かる。NHK特集で取り上げられた写真も掲載されていた。

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小松健一

1953年、岡山県生まれ、群馬県に育つ。現代写真研究所研究科(第1期生)卒。新聞記者などを経てフリーの写真家に。世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族をライフワークに地球巡礼をしている。また、日本の近現代の文学、作家の原風景を切り口にした日本人の暮しと風土や、沖縄、環境問題など社会的テーマを追い続

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