約束の月 上 風烈廻り与力・青柳剣一郎 祥伝社文庫

小杉建治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396348267
ISBN 10 : 4396348266
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
330p;16

内容詳細

陸奥国白根藩水沼家は世継ぎ騒動で揺れていた。嫡男は病死、藩主も病に倒れ、将軍家との養子縁組が浮上する。そんな中、落とし胤の存在が発覚したのだ。その頃、青柳剣一郎は、小間物屋の手代清太郎をならず者から救う。店主の娘お絹に近づくなと脅されたという。お絹にはいくつもの縁談話があった。二人を見守る剣一郎だったが、清太郎は再び何者かに襲われ…。

【著者紹介】
小杉健治 : 1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。87年『絆』で日本推理作家協会賞を、90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。社会派ミステリーから時代小説まで、幅広いジャンルで多くの読者を魅了し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    白根藩水沼家の世継ぎ問題がどんな展開を見せるのか…若い二人の将来は…そして、白髭浅黒の修験者と饅頭笠に裁っつけ袴の武士とは…今回は波乱の上下巻なのか?期待をもってこのまま下巻へ、いざ。

  • やま さん

    南町奉行所、風烈廻り与力・青柳剣一郎の活躍の物語。陸奥白根藩水沼家二十万石では、藩主水沼高政四十二歳の嫡男高時が十七歳の若さで食中りにあってあっけなく落命した。そして三月後に藩主高政が病で倒れて意識不明となった。江戸家老の市原郡太夫が、老中飯岡飛騨守が将軍家の八男家正ぎみを養子に迎えてはと。家正ぎみの事を聞いた筆頭家老八重垣頼茂は、藩主高政が部屋住みであったじぶんに城下の立花町にあった料理屋「月の家」の女中に産ませた男の子を世継ぎとして迎えるために剣術指南役片岡十右衛門の次男十兵衛を江戸へ向かわせる。

  • myunclek さん

    知らぬとは言え、50巻を超えるシリーズの最新刊から読み始めてしまいました。全巻読み切りなので支障はないものの、1巻から読みたかったような。登場人物にも慣れて、物語はいよいよ佳境に。下巻が大いに楽しみです。

  • goodchoice さん

    御落胤、修験者と興味を引くコンテンツが満載で、話はどんどん流れていく。さあ、どうなるのか。待たれる下巻!

  • Abercrombie さん

    浪人連続斬殺事件と陸奥国白根藩のお世継ぎ騒動。これに怪しげな2つの修験者集団がどう絡むのか?というところで下巻に続く。愛しあう若い男女の将来が掛かっていることだし、オーソドックスな決着を見るんじゃないかなあ、とは思うけど∩(・∀・)∩

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