生きてこそ 風烈廻り与力・青柳剣一郎 祥伝社文庫

小杉建治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396347024
ISBN 10 : 4396347022
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
324p;16

内容詳細

みすぼらしい物乞い風体の年寄り、名は玉堂。彼と言葉を交わした者は、自ら死を選ぶ―世間が老爺を“死神”と畏れる中、風烈廻り与力・青柳剣一郎は、下駄屋夫婦殺しに遭遇。探索を進めるも、下手人の姿を目撃した指物師が不審な自死を遂げる。それもまた死神の仕業とされ騒ぎに。剣一郎は、人心を惑わす噂を打ち消し、夫婦殺しの真の下手人を見つけられるか?

【著者紹介】
小杉健治 : 1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。87年『絆』で日本推理作家協会賞を、90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説の旗手として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    自然災害は恐い。だが、それより怖いのは人間だと思う。人の心とはこんなにも不確かで脆くて…それでも人は一人では生きていけない。安定の青痣与力シリーズ52弾!『死神』と呼ばれる男の存在が利用されて、事件解決に奮闘する姿は絶対の信頼をもってよみすすめる事が出来る。いつもはろくでなしの旗本が多く登場するが、今回は心を改めるのが良かった。剣一郎をして『喜び、悲しみ、怒りなど一切を抱えることこそ、生きるということ』と小杉作家が言っている。時々それは辛くなるよね…

  • やま さん

    青痣与力こと南町奉行所風烈廻り与力・青柳剣一郎の活躍を描いた物語です。此度は、死神と怖れられる物乞いの年寄りが徘徊している。青柳剣一郎が調べて行くと13年前に行方不明になった結城屋の主人・吉五郎であった。吉五郎は、心を閉ざし幼子のように過去の記憶を失っている。そこに何があったのか…。13年前結城屋は、幼子が亡くなり、妻が自死して、店も腹違いの弟に乗っ取られと、驚愕の事実が出で来る。これは偶然なのか、それとも謀なのか…。この13年間どのように生きてきたのか、タイトルの「生きてこそ」が納得する物語です。続く→

  • とし さん

    風烈廻り与力・青柳剣一郎「生きてこそ」52巻。一千石の旗本の嫡男と二千石の旗本の次男二人の親子には怒りをを通り越してあきれます、腹違いの弟に店を乗っ取られ、妻が自死、幼子も亡くなり、自分を見失い物乞い風体の玉堂さん(結城屋の主人・吉五郎)このままで良いのか、記憶が蘇り自分の過去を思い出したら良いのか悩ましですね。

  • 千日紅 さん

    ★4 みすぼらしい物乞い風体の年寄り、名は玉堂。彼と言葉を交わした者は、自ら死を選ぶ――世間が老爺を死神〞と畏れる中、風烈廻り与力・青柳剣一郎は、下駄屋夫婦殺しに遭遇。探索を進めるも、下手人の姿を目撃した指物師が不審な自死を遂げる。それもまた死神の仕業とされ騒ぎに。剣一郎は、人心を惑わす噂を打ち消し、夫婦殺しの真の下手人を見つけられるか?

  • goodchoice さん

    今回も青痣与力の尽力で、若い二人が幸せに。あっぱれ、剣一郎!

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