きみが見つける物語 十代のための新名作 切ない話編 角川文庫

小川洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043894086
ISBN 10 : 4043894082
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,229p

商品説明

いま読みたい作品を厳選した短編小説アンソロジー。食べず嫌いさんにもぜひひとくち味わってほしい、質は保証付き、短くてもとびきり味わい深い極上のアソートボックス。

内容詳細

たとえば、誰かを好きになったとき。ココロがぎゅっと締めつけられるように痛むのは、いったいどうしてなんだろう―?いまこそ読みたい作家が集結。それぞれが描いた切ない物語とは?名作を厳選、超豪華ラインアップでおくる、短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りゅう☆ さん

    お調子者ケンジが気になるが冷めて見てしまうし、いじめシーンはやっぱりイヤだった川島誠さん。家の借金で夜逃げして親戚を頼って来たという抱えてるものが大きくてイタい加納朋子さん。母からの愛情を受ける仲良し姉妹だけどその姿に将来の不安を感じた荻原浩さん。母と別れた父の元を訪ねると同じ年代の男の子がいて冷蔵庫には女性とその子との写真が貼ってあって…山本幸久さん。失くした物を探してくれて頼りのお手伝いのキリコさんはある出来事の後、辞めてしまって…小川洋子さん。小僧の仙吉にお鮨をごちそうするも一種の寂しさを感じて…→

  • 優希 さん

    切なさの漂う物語ばかりでした。その想いは色々ですが、誰かを好きになったときの気持ちは皆心が痛むものなのですね。この手の作品は普段あまり読まないので、新鮮でした。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    タイトルに「十代のための」とあるが五十代が読んでなにが悪いと開き直りつつ読了。私の好きな作家、山本幸久氏、荻原浩氏、小川洋子氏の短篇が掲載されているとなれば読まない訳にはいかない。「切ない話」かどうかは人それぞれ「切ない」の定義によるだろう。切なくはないかもしれないが、味わいが深い。中でも山本幸久氏の「閣下のお出まし」、小川洋子氏の「キリコさんの失敗」、志賀直哉氏の「小僧の神様」が素晴らしかった。

  • まるほ さん

    10代向けにテーマ別にシリーズ化されたアンソロジー。先日たまたま手にした「恋愛編」が良かったので、続いて“切ない話”編の本作を手に取りました。▼手始めの『笑われたい』はちょっと私には響かず…。『小僧の神様』もちょっとピンと来ず…。『春の嵐』はシリーズの一部分らしく唐突に終わってしまった感じ。『閣下のお出まし』『キリコさんの失敗』は切ない。▼読後感が一番だったのは『お母さまのロシアのスープ』。最後の一行…。切なさを超えた、なんとも言えない強烈な印象…。▼本作をきっかけに本編や他の作品も読みたくなりました。

  • 小夜風 さん

    【所蔵】切ない話編は川島誠、加納朋子、荻原浩、山本幸久、小川洋子、志賀直哉。川島さんのはこういうことあったなという生々しくて思い出したくない記憶を呼び覚まされたような不快感が。加納さんのは半端なところで終わってしまって続きを読まなきゃいられない感じ。馬鹿親の話はしんどいな〜。荻原さんのは自分が今まで読んできたいろんな話を寄せ集めたような印象でした。山本さんと小川さんの作品こそが切なくてでもちょっぴり暖かくて良いなって思いました。志賀直哉は多分再読かな?国語のテストに出てきそうな話でした(笑)。

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人物・団体紹介

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小川洋子

1962年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。91年「妊娠カレンダー」で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』で本屋大賞と読売文学賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、12年『ことり』で芸術選奨文部

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