野ばら 小川未明童話集

小川未明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784494021253
ISBN 10 : 4494021253
フォーマット
出版社
発行年月
1982年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
21cm,93p

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読書メーターレビュー

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  • ちえ さん

    こちらも『若い人の絵本』のシリーズ。名作「野ばら」含め七つの短編集。「からすの唄うたい」のカラスとおじいさんの繋がりにほっとし、「隣村の子」「おさくの話」「ゆずの話」には小川未明の貧しいもの小さいものに対する優しさを感じました。扉絵と各ページの意匠は福音館書店の『セロひきのゴーシュ』の茂田井武。素朴な中に優しさがありとても良かった。谷内六郎に大きな影響を与えたとのことです。読まれて欲しい一冊です。

  • のせ*まり さん

    短編が8篇収録された童話集。表題作『野ばら』との出会いは小学生の頃に聞いた朗読カセットテープだった。当時を懐かしむように、ゆっくり、1日1話大切に読んだ。今の時代の子供たちに読み聞かせるにはちょっとしんどいかもしれない。言い訳もせず、真面目に働く貧しい弱者を描いている。世の中の『無常』を描きながらも見守る優しい目線が、彼の描く『月夜で子供たちを見守る優しい星たち』や『奉公先を斡旋してくれる優しい植木屋』と重なる。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    「野ばら」や、「月夜と眼鏡」のような、味わいのある既読作品の他は、どれも初読作品ばかり。 幻想的な作品もあるのですが、人情味たっぷりのほのぼのとした作品や、予見できない未来を憂える作品と出合うことが出来て、小川未明の作品の奥深さを感じました。 「からすの唄うたい」、「ある夜の星たちのはなし」、「雪くる前の高原の話」、「雪来る前の高原の話」、「隣村の子」、「おさくの話」、「ゆずの話」、どれもお薦めの作品ですが、「雪来る前の高原の話」、「おさくの話」に特に心を打たれました。

  • どら母 学校図書館を考える さん

    ラジオ深夜便アーカイブの朗読で聴く。 そうそう、紙芝居がありました。

  • べるめーる さん

    こどもの頃から小川未明さんの童話が好きでした。ページの四方に挿絵があるレトロでメルヘンな装丁も素敵。この本には8本の童話が収録されています。「野ばら」「おさくの話」「ゆずの話」など、どれも少し切なくてあたたかい。ピュアな気持ちになれる本です。

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人物・団体紹介

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小川未明

1882年新潟県に生まれる。早大英文科在学中に書いた小説「紅雲郷」が認められ、十数冊の短編小説集を刊行。大正デモクラシー時代は社会主義運動に参加する一方、童話を積極的に書くようになり、「赤い蝋燭と人魚」(1921)など多くの童話集を出版。「日本のアンデルセン」と呼ばれ、日本児童文学者協会初代会長も務

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