赤いろうそくと人魚 1年生からよめる日本の名作絵どうわ

小川未明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265071111
ISBN 10 : 4265071112
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
69p 21cm(A5)

内容詳細

人間の世界にあこがれる人魚がうみおとした赤ん坊は、ろうそく屋の夫婦にひろわれ育てられ、うつくしい娘になった。小川未明の名作を絵童話に。

【著者紹介】
小川未明 : 1882年〜1961年。新潟県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌「少年文庫」の編集に従事するかたわら童話を発表し、1910年、最初の童話集『赤い船』を刊行。1926年以降、創作童話に専念し、その後の日本児童文学の発展に貢献した

安西水丸 : 1942年東京都生まれ。日本大学芸術学部美術学科造形卒業。電通、ADAC(ニューヨーク)、平凡社を経てフリーのイラストレーターとなり、作家、エッセイストとして多方面で活躍。朝日広告賞、毎日広告賞、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞、1988年キネマ旬報読者賞受賞。絵本、エッセイ、小説など著書多数がある

宮川健郎 : 1955年東京都生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。同大学大学院修了。現在武蔵野大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 鱒子 さん

    図書館本。この絵ならわたしも描けるな!と思わせてくれる画家No1(失礼)、安西水丸画伯の挿絵による 小川未明氏の名作絵本。救いようがないほど悲しいおはなしなのに、どうにも重くならないのはこの絵(本作は切り絵のようです)のお陰でしょう。どうせならオールカラーで見たかったなぁ。

  • おひさまリボン さん

    ほしおさなえさんの「菓子屋横丁月光荘」の話から、読みたくなった本。ハッピーエンドじゃない絵本も、心に響いていいなと思います。

  • クラミ♬ さん

    以前、地元の図書館でこの絵本の原画展をやっていました。水丸さんの新作がもう見れないと思うと寂しいかぎり。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    1年生からも読める童話としては、このお話は暗くて悲しい物語だから、安西水丸さんの絵では軽すぎる気もします。 ひらがなが多用され、解説も細かいのですが、かえってこの物語の味わいをそいでいると思います。 神さまからの授かり物だと思い、人魚の娘をわが子のように育てた老夫婦が、鬼のも思える心変りをするところがこの物語の重要なポイントです。 人魚がどのような思いで家を後にしたか、考えると切ないさに身をつまされるのですが、この心理描写を理解できるのは、ある程度精神的に成長した子どもではないかと思います。

  • ゆらゆり帝國 さん

    金に目がくらみ、わが子のように育てていた人魚を売りとばす瞬間から転落していく様子が面白い。人魚や蝋燭といったどこか幻想的な材料を使って人間の醜さが引き起こした悲劇を上手く描く作品。解り易く、因果応報的な結末は児童書に適していると言えるが、それにしても陰鬱な話であった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

小川未明

1882年新潟県に生まれる。早大英文科在学中に書いた小説「紅雲郷」が認められ、十数冊の短編小説集を刊行。大正デモクラシー時代は社会主義運動に参加する一方、童話を積極的に書くようになり、「赤い蝋燭と人魚」(1921)など多くの童話集を出版。「日本のアンデルセン」と呼ばれ、日本児童文学者協会初代会長も務

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品