復活の地 3 ハヤカワ文庫JA

小川一水

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150307707
ISBN 10 : 4150307709
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
追加情報
:
16cm,479p

商品説明

皇権排除を画策するサイテン首相は、大規模余震を機に国家権力を掌握、星外進出を見据えた軍備増強を推進していく。いっぽう、復興院総裁の座を追われたセイオのもとには第二次震災の予測がもたらされる。迫りくる国家崩壊の危機に、セイオとスミルが下す最後の決断とは? 未曾有の国家再生ドラマ、全三巻完結。

内容詳細

皇権排除を画策するサイテン首相は、スミルらを襲った大規模余震を機に国家権力を掌握、星外進出を見据えた軍備増強を推進していく。いっぽうセイオのもとには、100日後の第二次震災発生という衝撃の情報がもたらされる。復興院総裁という権力を失った彼が、“予知された災害”に対して講じた方策とは?そして、迫りくる国家崩壊の危機に、摂政スミルがくだす最後の決断とは?―未曽有の国家再生ドラマ、全3巻完結。

【著者紹介】
小川一水 : 1975年岐阜県生まれ。1993年、中篇「リトルスター」が集英社ジャンプノベル小説・ノンフィクション大賞佳作に入賞してデビュー。1996年、同賞大賞受賞作『まずは一報ポプラパレスより』で単行本デビュー(河出智紀名義)。丹念な取材に裏付けられた斬新なテーマのジュヴナイルSFで好評を博す。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』(ハヤカワ文庫JA)では「ベストSF2003」国内篇第2位を獲得、第35回星雲賞日本長編部門を受賞した。宇宙作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • みっちゃん さん

    今は消滅してしまった地球の遺物。刻々と迫る2度目の震災!でも今度は違う。軍部や政府の上意に従うのではなく、1人1人が考え、行動を起こし、それがまた次の動きを作り出す。指揮系統を飛び越えた連携が、大きな共感の輪となってゆく。胸のすく思いがした。そして距離も身分も関係なく、深い絆で結ばれた二人。「一度だけ、他のすべてを捨ててあなたのところへ来た」には心の琴線を揺さぶられました。読んで良かった。

  • Tadashi_N さん

    人々に指示するのではなく、人々をヤル気にさせることが、有機的な組織には必要。

  • いおむ さん

    良かった〜!SF設定が要るのか?という最初の思いは払拭されました。作品的に都合よく二回目の震災のドラマを描くには必要なSFならではの舞台装置だったわけだ。ただそんなのは些細なことで、群像劇、災害スペクタクルとして非常によくできていると思った。胸熱の場面が多数!国家や民族、派閥組織様々な軋轢を越えて協力しあえる人の姿は感動。ただすべて解消されたわけではない含みはきちんとおさえつつ、将来の課題も提示されている。登場人物たちのエピローグも良かった!セイオとスミル、いつか心だけでなく傍に居られる日を!

  • miroku さん

    やはり小川一水さんの作品は良い♪

  • MarsAttacks! さん

    3巻に及ぶ壮大な物語がついに完結しました。多分昨年の震災を体験せずに読んでいたら、単純に迫力がありテンポの良い面白い物語としか、とらなかったと思います。今回読んで、少し青臭く理想論過ぎる感じもしますが、真の災害対策とは、政治や専門家が主導の物井でなく、名もない一市民が自発的に考え行う必要があると、教えていただきました。硬くはなりましたが、ハラハラドキドキの展開、国を巡る謀略、ちょっとしたロマンス、かなり濃密に楽しめた物語でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

小川一水

1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品