天冥の標 メニー・メニー・シープ 1|下 ハヤカワ文庫JA

小川一水

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150309695
ISBN 10 : 4150309698
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
16cm,360p

商品説明

〈全10巻の巨大シリーズ開幕!〉
『第六大陸』の夢、『復活の地』の熱、『天涯の砦』の闇、そして『時砂の王』の愛──小川一水が描く、未来のすべてがここにある!


謎の疫病の感染源は、出自不明の怪物イサリだった。太古から伝わる抗ウイルス薬で感染を食い止めたカドムだったが、臨時総督府にイサリを奪われてしまう。一方、首都オリゲネスの議員エランカもまた、ユレイン三世の圧政に疑問を抱いていた。彼女は自由人の集団《恋人たち》と知りあうが、ユレイン三世はその大規模な弾圧を開始する。新天地を求めて航海に出た《海の一統》のアクリラは、驚愕すべき光景を目にするが……

内容詳細

謎の疫病の感染源は、出自不明の怪物イサリだった。太古から伝わる抗ウイルス薬で感染を食い止めたカドムだったが、臨時総督府にイサリを奪われてしまう。一方、首都オリゲネスの議員エランカもまた、ユレイン三世の圧政に疑問を抱いていた。彼女は自由人の集団“恋人たち”と知りあうが、ユレイン三世はその大規模な弾圧を開始する。新天地を求めて航海に出た“海の一統”のアクリラは、驚愕すべき光景を目にするが…。

【著者紹介】
小川一水 : 1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として期待が高まっている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケンケン さん

    革命のために、倒れていった仲間たち…しかし、待ち受けていた結果は予想だにしない壮絶な運命…パンドラの箱を開けちゃったのか(>_<) そして、更に謎が謎を深める展開…いったいどうなっちゃうのよ!! 二巻目を読まねば〜

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    セナーセー市艦長キャスランの臨時総督への反乱。敗北と処刑が招いた各都市の穏微な反抗。やがてそれはエランカを革命政府初代首班に導き、ユレイン三世からアクリラへの全権限委譲をもたらす‐が、それはメニー・メニー・シープに寒さと闇、悪魔の如き怪物〈咀嚼者〉の群れを招き寄せる最悪の結果に。最後の5行「救世群」は〈咀嚼者〉か?そして〈休息者〉実りを待つ者の記憶を取り戻す〈石工〉上巻では現住知的生物と書かれていたが、植民以前に存在していたことになる。自らをソフトウェアと言うダダー。そのダダーに仕え、お手入れをしていた→

  • いおむ さん

    結構主要人物がバタバタお亡くなりになっていくのでびっくり。でも本当に死んだ?さまざまな謎、伏線を張り巡らせて、どこに行き着くのか。作者も楽しんで書いているようなので、次回がますます読みたくなりました!

  • みっちゃん さん

    作者のご期待に応えて「ちょ、おいィ!?」と叫ばせて頂きました!上巻から埋まらないパズルのピースが、ただでさえ多いのに、読めば読む程、深まる混迷と謎…一瞬たりとも目を離す事ができません。この壮大な物語は、一体どこへ行くんでしょうか?でも、消えてしまった登場人物だらけなのですが…意味不明のラスト5行も気になりすぎです。次の【救世群】に進むのみです。

  • おかむー さん

    【kindle無料版】上巻からの領主への叛乱の流れが結実してめでたしかと思ったら、“どんでん”というよりはちゃぶ台返しクラスのぶち壊しにはカタルシスよりも「え?あ、お・・・おぅ( ´゚д゚`)」と呆然とする感じ。『もうすこしです』。群像劇だからなのかそこまで掘り下げるつもりがないのか、やはり上巻からそのまま登場人物が魅力に欠ける。領主の隠し続けた世界の秘密もほんのさわり程度が示されるだけでお預け感がハンパない。そもそも企画段階から10巻程度が前提だそうなので種明かしはずっと先か、モヤモヤが溜まるばかり。

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小川一水

1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1

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