奉納百景 神様にどうしても伝えたい願い

小嶋独観

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909646118
ISBN 10 : 4909646116
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
231p;21

内容詳細

錆びたハサミ(縁結び)、釘を打った男根(浮気防止)、女性の髪の毛(病気平癒)、花嫁人形(幼年で亡くなった息子へ)、御神木に打ち付けた鎌(子宝祈願)、朱塗りの猿(安産祈願)、ハシゴ(おねしょ封じ)、紙で作ったスマホ(祖霊送り)…寺社に奉納される不思議な“呪物”の真実。

目次 : 第1章 縁結びと縁切り/ 第2章 なんでも供養/ 第3章 病と奉納/ 第4章 生贄という作法/ 第5章 生と性―生命誕生の神秘と畏れ/ 第6章 死者供養の諸相/ 第7章 あの世への想像力/ 第8章 意味の地平線を跳び越えた文字たち/ 第9章 稲荷信仰の裏側にあるもの/ 第10章 時代とともに変化する奉納物

【著者紹介】
小嶋独観 : ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    人間の念がいろいろこもった場所が紹介されているが、正直気持ちが良いものは少ない…。いったことがあるのは諏訪大社。あの神社のパワーには何度行っても圧倒されます。御柱に通い続けてもう何回かしら…。

  • さといも さん

    奉納習俗を写真となぜ?いつから?と紹介した本です。色んな奉納物がありましたが、どの写真も写真に目一杯の奉納物の数に怖いような異世界を見ているような気持ちがしました。その圧倒的な存在感と迫力に私もその場所にいるような空気感が伝わってきた気がします。「神様にどうしても伝えたい願い」本当にそうなんだなと納得できる迫力です。説明も分かりやすく読みやすかったです。

  • チェアー さん

    最初は何かにすがりたくて、思い付いたものを奉納し始めたのだろうが、それがだんだん当たり前になり、過剰になると、想像を超えた光景になる。特に気になったのは墓の墓。これ、どうするんだろう…。

  • seichan さん

    木の幹に打ち込まれた無数の鎌、塚のように積まれた牛の鼻輪、男根と女陰を象る大小の木彫り、布製のふくよかな乳房ぬいぐるみ。これってどこの国?的なモロに民俗学っぽい写真の数々。卑俗で切実で哀切なねがいを込めた奉納物が、なんかすごすぎ。 こんなバックグラウンドのない現代の少女たちも勝手に「推しの祭壇」をつくるわけだし、なんつーか、こういう「奉納」への衝動って、すごく原初的なものなんだろうな。

  • カツ さん

    息抜き本。独観さんは珍寺が得意なのかと思っていたが神社の方にも造詣が深いのだな。しかし、色んなものに特化した寺社のなんと多い事。表紙の写真などは奉納と言うよりも呪いの木に見える。(笑)

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ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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